TARGET frontierJV(ターゲット) 使い方マニュアル

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    競走識別コード(レースID)

    2021年12月08日

     このコードは、JRA-VANのJV-Data仕様の成績データや競走馬データ、票数データ、出馬表データ等、あるいはターゲットのコメントデータなどで、あるひとつのレースを特定する場合、あるいはその中の1頭を特定する場合に使われています。ターゲット内では、レースIDと呼ぶこともあります。



     JRA-VANデータの旧仕様では、このコードは10バイトの数字文字列で以下のように構成されています。現在のターゲットでは、旧バージョンとの互換性のため、こちらの仕様を多く利用していますが、可能な限り、徐々に両用化しています。



    +00,012byte場所コード
    +02,032byte年(西暦の下2桁)
    +041byte回次(16進数1桁/英字は基本的に大文字)
    +051byte日次(16進数1桁/英字は基本的に大文字)
    +06,072byteレース番号
    +08,092byte馬番号



     レースだけを特定する場合は、馬番を除いた8バイト目までを使います。




     JRA-VAN新仕様(Data Lab)では、このコードは16-18バイトの英数字で以下のように構成されています。



    +00~034byte年(西暦4桁)
    +04,052byte
    +06,072byte
    +08,092byte場所コード
    +10,112byte回次
    +12,132byte日次
    +14,152byteレース番号
    +16,172byte馬番号



     レースだけを特定する場合は、16バイト目までを使います。



     内容を比べるとわかりますが、新仕様から旧仕様への変換は簡単にできます。逆もまた、日付があれば可能です。ただし、2007年以降では、日次が2桁になったり、地方競馬では回次が2桁になる場合もあり、旧仕様では問題が発生する場合もあります。ターゲットでは、その場合は、英字を当てて変換しています(「10~」が「A~」となります/15までは16進数と同じ)。また、海外の競馬場の場所コードでは、元々英字で表現されるものもありますのでご注意ください。英字は基本的に大文字です。



     環境設定のCSV形式出力設定及びHTML形式出力設定で、それらの各出力機能で出力する場合に、レースIDの頭に"RX"という記号を付加し、強制的に文字列として扱わせるように指定することも可能です(エクセル等で読み込ませる場合には、この指定が有効です)。また、これは、新旧双方とも"RX"が付加され、ターゲット内の読み込み(インポート)機能を利用する場合にも、"RX"が付いたレースIDでもそのまま読み込み可能です。



     また、レースは、日付と競馬場とレース番号がわかっていれば特定できますので、日付(8桁)+競馬場コード(2桁)+レース番号(2桁)の計12桁(馬番付きで14桁)のコードもインポート用の第3仕様のレースIDとして認識可能な方向へ拡張しています。このコードでの対応状況については、それぞれのヘルプをご覧下さい。第三者が作成した外部のテキストデータ等からデータを生成する場合、回次や日次が無い場合もありますが、この形式のレースIDであれば、それらは必要ありませんので、より容易に作成することが可能になるはずです。



     このレースIDとデータを組み合わせることで(CSV形式ファイル、つまり、レースIDとデータをカンマで区切った形式)、ターゲットに対するインポート用のデータを作成することが出来ます。データをコメントとすれば、各コメントのインポートファイルになります。




    ◆対応レースIDの一覧

    旧仕様8桁ppyyknrr
    旧仕様馬番付き10桁ppyyknrruu
    新仕様16桁yyyymmddppkknnrr
    新仕様馬番付き18桁yyyymmddppkknnrruu
    第3仕様12桁yyyymmddpprr
    第3仕様馬番付き14桁yyyymmddpprruu



     pp:場所コード,yy:西暦下2桁,yyyy:西暦,mm:月,dd:日
     k・kk:回次,n・nn:日次,rr:レース番号,uu:馬番



     それぞれ頭に「RX」が付いたものも基本的には有効です。それぞれ桁数が違いますので、基本的には自動的に違いが認識されます。また、第3仕様は、基本的にはインポート専用で、現時点では一部の機能でのみ対応しています。




    【TIPS】
     戦歴・レース検索画面では、検索したレースのレースIDを出力することが可能です。そして、同様にこのレースIDを読み込むことも可能で、この作業によって検索した内容を保存したり再現することが可能です。また、読み込むときに新たに条件を設定することも可能で、その場合、最初に検索して出力した内容から絞り込んで検索することができます。



     また、同様に、戦歴・レース検索では、馬番無しのレースIDを出力することも可能です。この機能を使うと、最初に検索した馬の条件とは別の馬を同じレースの中から検索できます。つまり、「武豊騎手が1番人気のときの2番人気馬の騎手別成績」のような検索が可能になります。

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