TARGET frontierJV(ターゲット) 使い方マニュアル

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    ワークデータ

    2021年12月07日

      ワークデータとは、ターゲット内に一時的に読み込まれるデータのことで、通常はテキストデータ、つまりコメントのようなデータです。ワークデータは、開いた画面内で読み込み、開いている間のみ有効で、その画面を閉じるとクリアされます。

     これらのデータを外部のファイルからターゲット内に読み込んだり、あるいはターゲットの内のコメント等のデータを転送して、ワークデータとして利用することもできます。

     逆に、読み込んだり転送して生成したワークデータを、コメントや馬印として一括して設定したりすることも可能です。

     また、ワークデータ内を検索することも可能ですし、直接編集したり、あるいは一括して置換することも可能ですので、
    コメント→ワークデータ→置換→コメント
    と操作すれば、特定のコメントの内容を一括して置換することも可能です。置換や検索時には、正規表現の利用が可能ですので、より複雑な操作も可能です。

     現状では、馬データ検索戦歴・レース検索出馬表分析で対応しています。


    ◆馬データ検索でのワークデータへのファイルの読み込み

     馬データ検索では、馬名あるいは血統登録番号とワークデータをカンマで区切ったCSV形式のファイルが基本です。構造はシンプルですので、例えば、ターゲットの内の出力からも簡単に生成できます。

     馬名は、基本的には全角カタカナの9文字以内です。また、血統登録番号は、10桁あるいは8桁のものが有効で、頭に"UX"の付いたものも有効です。

     ファイルから読み込む場合には、メインメニューからワークデータを含むファイルを指定し、ファイル内の馬名や血統登録番号で馬データを検索し、同時にワークデータも読み込みます。

    ◆馬データ検索でのワークデータの機能

     馬データ検索では、1つのワークデータを扱うことが可能です。

     各コメントや馬名の意味由来からワークデータに内容を転送することが可能です。また、指定した文字列を一括して設定することも可能です。その他、画面の表内でクリップボードにコピー可能な項目についても、右クリックでワークデータへの転送が可能です。転送時には、通常のコメントのインポート時のように、上書きだけでなく、前後への追加等の指定が可能です。

     逆に、ワークデータから、馬コメントやチェック馬コメントへの転送、つまりコメントの一括設定も可能です。

    ◆レース検索(戦歴)でのワークデータへのファイルの読み込み

     戦歴・レース検索では、読み込み用のファイルは、馬番付きのレースIDとワークデータをカンマで区切ったCSV形式のファイルが基本です。構造はシンプルですので、例えば、ターゲットの内の出力からも簡単に生成できます。

     このレースIDは、馬番付きであれば新(18桁)旧(10桁)ともに有効で、さらに8桁の日付+競馬場コード(2桁)+レース番号(2桁)+馬番号(2桁)の計14桁のコードにも対応していますので、回次・日次がわからないデータからも生成できます。それぞれの桁数の半角英数字データあるいは、その頭に"RX"という文字が付いたものを自動的にレースIDとして認識し、カンマで区切られたその次の項目をワークデータとして取り込みます。基本的にはこの動作になりますので、レースID項目以前にレースIDとは明らかに仕様が違う項目があれば、それらはスキップされますので、3つ程度までは無関係な項目があってもかまいません。また、ワークデータより後ろの項目も無視されますので、そちらも何があっても構いません。また、処理は行単位て行なわれますので、種類の違うレースIDが混在していても構いません。

     ファイルは、レース検索を開いてから、検索したレースに対応するデータを読み込むという方法の他に、メインメニューから最初にワークデータを含むファイルを指定し、ファイル内のレースIDをレース検索として検索し、同時にワークデータも読み込むこという方法も可能です。


    ◆レース検索(戦歴)でのワークデータの機能

     レース検索では、同時に2つのワークデータを扱うことが可能です。

     1から2転送したり、その逆や、あるいはコメントや馬印等からワークデータに内容を転送することも可能です。また、転送時には、通常のコメントのインポート時のように、上書きだけでなく、前後への追加等の指定が可能です。

     逆に、ワークデータから、コメントや馬印への転送、つまり一括設定も可能です。ただし、馬印の場合には、サイズの制限はもちろん、基本的には前後への追加はできませんので、既存の馬印がある場合には、上書きかスキップしかありません。

     読み込み済みの外部指数の順位を半角数字2桁の文字列(01~18)としてワークデータ内にコピーできます。そちらは、全て半角2桁になりますので、そのまま馬印として設定できます。

     レース検索画面内のファイルメニューから、同仕様のファイルを読み込み、該当するデータにマッチするものがあれば、ワークデータとして読み込めます。

     また、最初にレース検索を開かず、メインメニューからワークデータファイルを指定して、そこに存在するレースIDのレースデータを検索してワークデータ込みで、レース検索画面を開くことも可能です。

     ですので、各コメントへインポートを行なうような場合、インポート用のコメントファイル(結果、予想、各KOLコメント)は、このワークデータファイルの仕様にもマッチしますので、直接インポートせず、まずこちらで開いて、読み込んだデータの内容や既存のコメントを確認し、処理を決めてから、ワークデータから転送する形で一括設定するという方法も可能になります。

     また、現時点では、馬印の直接のインポート機能はありませんが、こちらも、馬印をレースID付きのCSV形式で出力し、そのままワークデータとして読み込ませれば、インポート可能ということになります。ただし、いずれの場合もレース検索は過去のデータについてのみ検索可能ですので、これから行なわれるレースに対するコメントや馬印は、この機能では転送はできません。その場合には、以下の出馬表分析でのワークデータの機能をご利用ください。


    ◆出馬表分析でのワークデータへのファイルの読み込み

    出馬表分析では、読み込み用のファイルは、馬番付きのレースIDとワークデータをカンマで区切ったCSV形式のファイル、及び馬名(血統登録番号)とワークデータをカンマで区切ったCSV形式のファイルの2つに対応しています。構造はシンプルですので、どちらもターゲットの内の出力からも生成できます。また、それぞれ、出馬表分析のメニューのファイル内から実行できます。

     前者の「レースID+ワークデータ」では、レースIDは、馬番付きであれば新(18桁)旧(10桁)ともに有効で、さらに8桁の日付+競馬場コード(2桁)+レース番号(2桁)+馬番号(2桁)の計14桁のコードにも対応していますので、回次・日次がわからないデータからも生成できます。それぞれの桁数の半角英数字データあるいは、その頭に"RX"という文字が付いたものを自動的にレースIDとして認識し、カンマで区切られたその次の項目をワークデータとして取り込みます。基本的にはこの動作になりますので、レースID項目以前にレースIDとは明らかに仕様が違う項目があれば、それらはスキップされますので、3つ程度までは無関係な項目があってもかまいません。また、ワークデータより後ろの項目も無視されますので、そちらも何があっても構いません。また、処理は行単位て行なわれますので、種類の違うレースIDが混在していても構いません。ただし、出馬表分析画面は、枠順未確定の段階で利用される場合も多数あります。この場合、馬番号が決まっていませんので、レースIDの生成は事実上不可能になり、この仕様のファイルからの取り込みはできなくなります。そのようなケースでも利用したいという場合には、以下の方法でご利用ください。

     後者の「馬名+ワークデータ」については、データの中に該当する馬名があれば、それをキーとしてワークデータを設定します。ですので、こちらでは枠番等は必要なく、主に枠順未確定時や特別登録からの一覧時に利用します。もちろん、確定後の出馬表でも利用できますので、出馬表分析での利用を前提とするのであれば、この仕様が一番利用しやすいかと思います。ただし、特別登録では同一馬が複数存在する可能性がありますが、その場合には該当する全馬に設定されますのでご注意ください。また、馬名の代わりに血統登録番号も利用可能です。ただし、血統登録番号は、必ず各行の行頭に配置する必要があります。血統登録番号は、8桁及び10桁のどちらでも構わず、また頭に'UX'の付いたものでも構いません。

     また、出馬表分析の出力メニューからのエクスポート機能では、後者の仕様でワークデータの内容自体がファイル化され、この後者の機能でインポートできます。この機能を利用すれば、枠順未確定の段階で、各コメントや馬印等をワークデータ経由でインポート・エクスポートすることが可能になります。

     インポート及びエクスポートで、ワークデータ1・2一括という場合には、それぞれワークデータ1の直後に2が配置されます。


    ◆出馬表分析でのワークデータの機能

     出馬表分析では、同時に2つのワークデータを扱うことが可能です。

     1から2転送したり、その逆や、あるいはコメントや馬印等からワークデータに内容を転送することも可能です。また、転送時には、通常のコメントのインポート時のように、上書きだけでなく、前後への追加等の指定が可能です。

     逆に、ワークデータから、コメントや馬印への転送、つまり一括設定も可能です。ただし、馬印の場合には、サイズの制限はもちろん、基本的には前後への追加はできませんので、既存の馬印がある場合には、上書きかスキップしかありません。

     読み込み済みの外部指数の順位を半角数字2桁の文字列(01~18)としてワークデータ内にコピーできます。そちらは、全て半角2桁になりますので、そのまま馬印として設定できます。

     また、この画面では、ワークデータ1と2を一括してエクスポートしたりインポートすることも可能です。

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