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    個別データの再構築

    2021年11月28日

     この機能は、指定した種類の登録済みデータを全て削除して、そのデータのみセットアップしなおします。エラーや画面表示等で、データに異常な部分が見つかり、そのデータの種類が特定できているよう場合にご利用ください。

     この機能を実行すると、指定したデータ種別に関するデータを基本的には全て削除し、その後、そのデータ種別に関してのみセットアップ作業します。

     データを一旦削除しますので、この作業を中断してしまうと、データが不足している状態になります。また、この作業は中断後に再開することはできません。同一作業を繰り返した場合は、また最初からスタートします。ですので、この作業は中断しないようにして下さい。

     データは、大きく、マスタ系データ他レースデータの2種類に分けられます。まずはどちらかを選択して下さい。

    マスタ系データ他では、データを個別に複数を指定できます。ですが、単独で指定した場合は、登録作業自体に多くの時間がかかる可能性は低いです。もちろん利用しているコンピュータのスペックにも影響を受けますが、数分~数十分といったレベルで終了するはずです。ですので、時間の予測がつかない場合は、まずはひとつずつ実行し、どの程度時間がかかるのんを把握してください。現在は10種類のデータを指定可能ですが、競走馬、産駒、血統データはやや時間がかかりますが、あとはそれほどかかりませんので、最初はこれら以外のデータでお試しください。

    レースデータでは、開始年を指定して、その年以降のデータだけを再登録できます。こちらは年数が多いとかなり時間がかかりますので、できるだけ最小限度の範囲で指定して下さい。また、レースデータの場合は、既存のデータを削除しない指定も可能ですが、その場合、同一のデータが上書きされるか飛ばされるかは、データの状態次第になる場合がありますので、こちらを指定しますと、必ずしもデータが更新されるとは限りません。ただし、時間は短縮される場合が多いですし、また中断しても問題が無いケースがほとんどですから、とりあえずテストしてみる場合や、自力で一部のデータのみを削除して更新するような場合にご利用ください。

     JRA-VAN Data Labのデータは、月額固定料金で過去のデータも何回も取れますので、データのエラーが発生したような場合は、このように全てを登録しなおす方が信頼度の高いデータを再構築できます。問題発生部分のみをピンポイントで修正した方が確かに効率的ですが、その部分の発見に関する作業やその修正方法等の習得、そしてそれらを行なった場合に発生するミスのリスクを考えると、このように、関係する全てのデータを再構築した方が安全ですし、結果的に時間もかかりません。

    競走馬データに関しては、馬データ画面で見るところの画面の上部のデータに関する項目だけが再構築されます。画面下部の各馬の戦歴に関する部分は別のデータになりますので、この作業では再構築されません。馬データの戦歴の再構築等については、馬データ戦歴インデックスの検査をご利用ください。

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