（TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております）

　DataLab.には坂路調教の時計がデータとして収録されています。TARGETでそれを閲覧する方法はいくつかありますが、代表的なものを見ていきましょう。

　まずメインメニューにある「坂路調教」をクリックします。

　するとその日坂路に入った馬が出てきます。
　上のボタンを使うと「美浦のみ・栗東のみ」に限定したり、「２歳馬のみ・３歳のみ」に限定したりすることができます。
　さらに「現調教師」「調教タイム」「Lap4～1」といった項目は、クリックすることによってソートが可能です。

　ここでは「栗東」の坂路に入った「１勝以上」の馬を、「調教タイム」順にソートしてみましょう。
　すると、この日栗東の坂路で一番速い４ハロンの時計を出した１勝以上馬はエーシンダックマンで、そのタイムは49.8秒だということが分かります。

　続いて、特定の日ではなく一定期間内に好時計を出した馬を一覧する方法を見てみましょう。

　メインメニューで「坂路調教」の右側にある▼をクリックすると、対象期間の指定を含むメニューが出てきます。
　そこで「過去１週間の好タイム」「過去30日間の好タイム」を選ぶと、さらに年齢を限定するかどうか等の選択肢が出てきます。ここでは「過去30日間の好タイム」を出した「２歳馬」のみを選んでみましょう。

　すると該当例が示されます。今度は「美浦」に限定して、「調教タイム」の速い順にソートしてみましょう。

　この期間に美浦でいちばん速いタイムを出したのは、12月7日のオーブルチェフで、４ハロンのタイムは49.4秒だったことが分かります。

　ここでは説明を後回しにして「好タイム」という機能を使いましたが、この「好タイム」の定義はもともと設定されているものを使うだけでなく、自分で設定することもできます。

　メインメニューの「坂路調教」の右にある▼をクリックし、出てきたメニューの中から「好タイムの定義」を選びます。

　他に、調教タイム閲覧画面から「調教設定」をクリックする方法もあります。

　するとこのように坂路調教の設定画面が立ちあがるので、ユーザー独自の好タイム水準を設定します。具体的な数字を入れる他に、「ややきつめ」「かなりきつめ」という選択肢も用意されているので、それを利用することもできます。

　坂路で動いた馬は穴馬券になることもありますし、新馬戦などでは重要な予想ファクターにもなります。この機能を使って坂路の好調教馬を探して下さい。