◆ペーパーオーナーゲームにTARGETを活用する
ペーパーオーナーゲーム(POG)とは、何人かで、仮想的に何頭かの競走馬の馬主になり、決められた期間での、総獲得賞金額とか、勝ち星数を競うゲームです。JRAが行なっているマイホースグランプリも同様のゲームです。
通常は2歳馬を対象にして、デビューする頃から翌年のダービーが終了するあたりまでの期間で行われます。デビュー前の2歳馬を選択するので、その基準はやはり、血統が大きな比重を占め、このゲームを通じて血統という競馬の分野に入り込む人は多いようです。そして、TARGET frontier JVでは、血統表の表示から、チェック種牡馬による血統表の任意の色分け、サイアーライン(牡系)やファミリーライン(牝系)の検索や系統図の表示、兄弟馬や産駒の検索、そして、1・2歳の馬名未決定馬(産駒データ)の一覧や検索と、POGに役立つ機能が満載です。
さらに、各種牡馬等の血統の分析も行えますので、うまくデータを活用することによって、よりよい馬を選択することができると思います。例えば2歳~3歳春までに強い血統を調べたり、デビューしたての種牡馬の2歳戦での特徴を調べたり、また、血統以外でも、新馬戦や3歳までに強い調教師、馬主を調べたりすることもできます。
また、JRA-VAN Data Labのデータでは、デビュー前で名前が決まっていない時点での全馬のデータが産駒データとして登録されて、TARGET frontier JVでは、それらの産駒データを検索したり集計・出力することが可能です。また、それらの未登録馬も含めて、全ての馬の5代血統表を見たり、兄弟馬や近親馬を検索することも出来ます。
さらに、坂路調教データでは、未登録馬のデータも含まれていますので、POGの対象馬が坂路調教を行なっていれば、デビュー前にその馬がデータの中に登場しますので、入厩や調教の確認にも利用できます。
◆POGの集計や作表も可能
POGでは、実際に行われる競馬で、各自の出走馬を確認して、そして、その結果から賞金額を得て、集計するというかなり面倒な作業が存在し、この集計の役目を負った人は、かなりの苦労を強いられることになるのは、経験者ならすでによくおわかりのことだと思います。
そして、TARGET frontier JVを使うことで、この面倒な作業から開放されます。仮想馬主名入りの馬名リストを作成すると、出馬表からの出走馬の抽出、一覧リストの作成、成績の一覧、成績の集計、出力が簡単にに行えます。具体的な方法は各リンク先およびこちらをご覧下さい。
他にも、母名リストを作成しておけば、馬名未決定馬の馬名が決まったかどうかの確認も簡単に行なえますし、馬名の変更があった場合にも対応できます。
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