競馬新聞PDF形式とは、ターゲットの出馬表を競馬新聞に近い形のPDF形式で表示したもので、PDF形式ファイルとして出力できます。PDF形式で出力したファイルは、インターネットエクスプローラ等で開くことができ、そのまま印刷できます。また、カラーにも対応しています。なお、PDF形式のファイルをご覧になるためには、Adobe(c)Readerが必要です。
競馬新聞PDF形式出力は、出馬表の出力メニューからレースごとに可能です。また、出馬表レース選択画面からは、その日の複数のレースについて、一括して出力することが可能です。一括出力した場合は、ひとつのPDFファイル内に複数のページとして複数のレースの出馬表が収録されます。
また、出馬表画面からの場合には、メニューのファイル内の競馬新聞形式出力(PDF)→表示を実行すると、PDFファイルを出力した直後に、自動的に画面上で開くことが出来ます(Windowsの設定によります)ので、あとは印刷ボタンを押すだけで、すぐに印刷することができます。ファイル名の指定やファイルを開くという作業が必要なくなります。
環境設定の競馬新聞PDF形式の設定により、作成する競馬新聞の形式や色、表示する項目等を指定できます。
特別登録等からの仮想出馬表でも出力は可能です。ただし、最大頭数は99頭までで、それを超える頭数では作成できませんので、仮想出馬表作成時にあらかじめ頭数を絞って下さい。また、1ページの最大頭数は18頭までで、それ以上は18頭ごとにページが追加されます。また、1991年以前の19頭立て以上のレースでも同様に複数ページで作成されます。
多くの表示項目の仕様は、ターゲット内での表示の仕様に準拠しています。基本的には通常の競馬新聞に近い内容になっていますが、この出力については、印刷することも大きな目的ですので、使用できるエリアには限りがあり、項目の内容はいろいろと制限されています。また、現時点でも限界に近いので、項目等の追加をリクエストされても対応できない可能性が高いですので、ご了承ください。新しい項目に対応可能な条件としては、何かの項目と置き換えるということが前提になります。
◆表示項目解説
色についての説明の場合には、カラー表示指定が前提です。
各馬の本レースの馬印は、常に3つ分の表示エリアが取られます。それぞれ指定された色で表示されます。
騎手名及び調教師名は、所定の所属別の色で表示されます。チェック騎手・調教師の色分け指定をしていると、それぞれ所定の背景色で表示されます。
騎手名横の替は乗り変わりを意味し、また、変はレース当日等の騎手変更を意味しています。
外国馬で馬名が長かったり、あるいはチェック馬マーク等で隠されて全て表示されない場合があります。
調教師名の右に★が表示されている場合、それは主場4場への遠征を意味しています。関西の調教師が東京・中山の、あるいは関東の調教師が京都・阪神のレースに出走した場合です。地方馬や海外馬の場合には表示されません。
種牡馬名の前の(父)は、その馬がマル父馬であることを意味しています。
着度数の全は、地方や障害戦も含めた全着度数です。
休養は、25週以上で赤色、10週以上で青色で表示されます。また、馬柱形式の場合、それぞれのボックスの間の仕切線もレース間隔で色分け表示されます。
1行表示の場合、今回と同じ競馬場の開催名は青色で表示されます。
補正タイム及びTGXの各補正値は、補正タイム・TGXを画面と同じ配色にするにチェックが入っていると、画面と同じ背景色で表示され、チェックが入っていない場合には、95以上は青色、100以上は赤色、他は緑色で表示されます。
上り3Fタイムの後ろの数字は、上り3Fの順位です。
1行表示の場合、上り3Fタイムは、その順位で1位が赤色、2位が青色、3位が緑色に色分け表示されます。
1行表示の場合、芝のレースの距離は青色で、障害のレースは緑色で表示されます。
1行表示の場合、馬場状態のうち、稍重・重・不良は青色で表示されます。
1行表示の場合、今回と同じ競馬場の補正タイムの後ろに*が表示されます。
1行表示の場合、通過順は、逃げ脚質の場合には赤色、先行脚質の場合には、青色で表示されます。
PCIの後に*が付いている場合、そのレースである程度の力を出したことを意味しています。PCIは、凡走していると意味がありませんので、基本的には*が付いている値のみを利用して下さい。付いていない場合には、自身で力を出していると判断した場合にのみ利用して下さい。詳しくはPCIの項をご覧下さい。
1行表示で、過去走のレース名が赤色で表示されている場合、そのレースが牝馬限定戦であることを意味しています。ただし、これは馬データ画面の設定で指定されている場合だけです。
障害戦の出馬表の場合には、過去走の補正タイム及び平場の上りタイムは表示されません。上りタイム欄には、代わりに1ハロンの平均タイムが表示されます。また、収得賞金額は障害戦のものになります。
TGX形式の場合、馬印表示エリアの下部の、外部指数、マイニング値及びZI値の表示は無くなります。また、単勝オッズ及び人気の表示位置も変更されます。
TGXの各指数や項目については、TGXの項を参照して下さい。
マイニング値は、TGX形式以外の場合には、馬印エリアに表示されますが、こちらの場合には、小数点以下2桁目で四捨五入した値になります。
外部指数は、TGX形式以外の場合には、馬印エリアに表示されますが、表示エリアが限られているため、桁数が多いと正確に表示されない場合がありますのでご注意ください。表示される外部指数は、出馬表に表示指定されているものです。指定されていないと、表示されません。
◆競馬新聞形式印刷機能について
ターゲットの開発当初の目的として、この競馬新聞の紙面的な制約を取り払いたいがためにプログラムを開発したということもありますので、この新聞形式の出力を作成することは、その流れに逆行する開発という思いもあり、なかなか着手には至りませんでした。ですが、ここに来て、やはり競馬新聞に慣れ親しんだ方も多いのか、リクエストも多く、10年以上経ってやっと作成に至ったというところです。ですので、今後も多少の改良はあるかもしれませんが、競馬新聞形式での出力の強化に重点を置くということはありません。ですが、ターゲットには、コメントや印等の多数の個人データもありますし、また、ユーザーの方、それぞれで重視するデータも違うわけですから、通常の紙の競馬新聞では不可能な形式として、それらの個人中心のデータを生かした、より個人データに密着した個人仕様の新聞であれば、作成してみたいという思いはありますので、そちらの方向へのリクエストであれば、歓迎いたします。
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