各馬の単勝オッズから逆算して得られた単勝の売上げのシェアを集計して求めた標準偏差のことです。その数値がどのようなものかというと、標準偏差とは分散の平均値のようなものですから、この値によって、各馬の単勝の売上げがバラバラなのか、そうでないのかがわかります。
実際には、この値が大きいと、各馬の売上げがバラバラということになり、もし人気がそのまま実力を表していると仮定すれば、各馬の能力に開きがあるということになります。そうなれば、レース結果も比較的堅く落ち着くと予想できます。ただ、もちろん人気がそのまま実力を表しているわけではありませんので、実際には、世間(オッズ)はそう見ているということになります。逆に、この数値が小さい場合は、各馬の能力が接近していると見られているということになり、配当の方は実力伯仲ということで波乱になる可能性があると見られているということです。
また、同様な数値で、馬別連勝シェアの標準偏差という数値もありますが、こちらは各馬ごとに馬連のオッズから馬連の売り上げの合計のシェアを算出し、同様の数値を出したものです。
各数値が実際にどのような値になるのかは、過去のデータ等でじっくりと確認してみて下さい。
これらの数値は、オッズ画面で表示されます。また、成績画面では、単勝シェアの標準偏差のみ表示されます。本日集計画面では、その日の全レースの単勝シェアの標準偏差を一覧表示することが可能です。
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