環境設定のJRA-VANデータ登録で、レーシングビュアーの利用を可能にしている場合、調教映像の再生が可能になります。調教映像の提供範囲については、特に規定はされていないようですが、中央競馬ピーアール・センターのサイト(https://prc.jp/jraracingviewer/index.html)内で提供されているものとほぼ同一と思われます。また、過去の分については、2007年のスプリンターズS以降で提供されているようです。

　映像の再生は、調教映像が提供されているリストを取得して、そのリストを選択して再生するという形式になっていますが、ターゲット内では、一度取得したリストは、蓄積され、同一の画面では取得する必要は無くなりますし、また他の画面でも利用され、例えば、毎週取得していけば、同一馬に対して、時系列で映像を確認するということも可能になります。

　現状では下記の画面から再生可能ですが、今後、リストの蓄積が増えてくるようであれば、さらに再生可能画面を増やす予定です。

出馬表レース選択画面では、画面下部の調教映像タブ内で、調教映像リストの取得及び再生が可能になります。画面左部で検索範囲の指定が可能(1～4週間)で、映像リスト取得ボタンを押すと、当該期間内の映像リストが取得・更新されます。この場合、取得を実行すると、当該期間の全てのリストが取得されますが、画面内に表示されるのは、その日の出走馬についてのものだけです。ですので、例えば、土曜日の分で取得すれば、日曜日の分は自動的に取得されていることになります。

　他では、メインメニュー及びメニューパネルの坂路調教ボタン横の▼内メニュー内にある取得済み調教映像リストを実行すると、取得済みの全リストが一覧でき、各行をダブルクリックすると、その調教映像の再生が可能です。同画面では、ソート等も可能ですので、調教日の昇順や降順での確認や、同一馬のリストを時系列で確認したりすることもできます。

　取得した調教映像リストのデータは、データフォルダ内のCV_DATA内に年別に蓄積されます。