各画面で、馬名リストファイルを読み込ませて競走馬のデータを検索するときに、仮想馬主の機能を使うと、馬主名を指定したものと入れ替えることができます。これが仮想馬主機能です。入れ替えた馬主名は、その画面や、そこから呼ばれる画面で有効になり、仮想馬主での集計や分析、出力が可能になります。そして、この機能が一番役に立つのがペーパーオーナーゲームで集計を行う場合です。
仮想馬主機能の書式は以下の通りです。
馬名 ,PO=仮想馬主名
という形式で、馬名は2byte全角カナ文字なのは通常通りですが、その後ろに",PO="と半角で書き、その後ろから18byte以内(漢字で9文字以内)で仮想馬主名を書きます。仮想馬主名は、TABコード、","、";"、及び改行で終了しますので、仮想馬主名にはそれらの文字は使えません。また、馬名と",PO="の間と、",PO="と仮想馬主名の間にはスペース及び2byte全角スペース及びTABを入れてもかまいません。仮想馬主名の文字列については、何もチェックしていないので、文字数や使用文字については注意して下さい。
例
トウカイテイオー,PO=BLITZ ;デビュー
ナリタブライアン,PO=BLITZ,牡,ブライアンズタイム,パシフィカス,Northern Dancer
このような形式です。もし同じ馬名が複数書いてあったような場合で、しかも別々のオーナー名が定義されているような場合は、複数馬主モードとして機能させることができますが、それを有効にするためには、環境設定の基本環境の設定、仮想馬主の複数馬主モードを使うをチェックして下さい。これは、全ての機能で有効ではありませんが、ペーパーオーナーゲームのルールの中では、1頭の馬に対して複数のオーナーを設定できるようなルールもありますので、部分的にそれに対応できます。
TARGET frontierの初期のDATAフォルダの中のTXTフォルダにサンプルデータ("POG_LIST.TXT")が入っていますので、馬データ検索で読み込んでみて下さい。馬主名が入れ替わります。続いて馬グループ戦歴に移行してみて下さい。こちらでも馬主名が入れ替わっているはずです。
また、出馬表分析画面でも仮想馬主モードが使えます。
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