以下の仕様で母名のリストファイルを作成しておくと、その産駒を一括して検索することができます。POG等で、馬名未決定馬がいつ馬名が決まったのかを知りたい場合に、簡単に検索することができます。

　母名のリストは、１行に１頭の馬名のみのリストで構成されます。馬名は基本的には全角カタカナ、または半角のアルファベットで、18文字以内です。アルファベットの大文字小文字、及びカタカナの通常音と拗音促音の違いは問いません。また、頭に「母」が付いていても構いません

　行頭から10桁の数字がある場合には、血統登録番号として該当馬が検索されます。8桁の数字の場合には、繁殖馬コードとして該当馬が検索されます。血統登録番号は、馬データ画面の右上に表示されています。また、繁殖馬コードは、血統検索で表示されます。繁殖牝馬の場合には、同名の馬が複数存在する場合もありますので、そのような場合には、これらのコードで直接指定すれば、確実に１頭だけが検索されます。

　行に半角のセミコロン「;」が書かれていると、それ以降は無視されます。つまり、行頭は母名で、その後ろにセミコロン、それ以降は何を書いてもかまいません。POG用のコメントとしてご利用ください。また、母名の前後の半角スペース及びタブは無視されます。以上の１行で１頭で、１行に複数の母名を書くことはできません。

　メインメニューの母馬産駒検索を実行すると産駒検索画面が開き、ファイルを尋ねてくるので、上記の書式で作成したテキストファイルを指定して読み込ませると母名が一覧表示されます。続いて検索実行ポタンを押すと、検索が始まり、産駒が表示されます。産駒は若い年齢の馬から世代ごとに順に検索されますので、POG等で２～３歳の馬だけが対象の場合は、３歳の検索が終了したら検索を停止させて下さい。検索後は、兄弟馬検索画面の機能がそのまま利用できます。

　母名リストを一度作成すれば、簡単に産駒を検索することができますので、毎週JRA-VANの新規馬名登録馬のデータを登録後に、この検索して馬名が決まったかどうか確認してください。


【注意】
　画面に表示される母名は、実在していない場合でも読み込まれますので、リストを作成するときには正確に記述して下さい。すでに産駒がいる場合は、一度この画面から検索してみて、他の兄弟馬が正常に検索されているかどうかを確認しておけば問題ありません。また、母名を入力する場合も、ターゲットの各画面から兄弟馬等の母名をコピーして使用すれば間違いなく入力できます。