【注意】
予想コメントは、Ver5.60以降で仕様が変更され、それまであった全角30字という制限が撤廃され、文字数は無制限となりました。以下の内容はこの新しい仕様に対する説明です。旧仕様から新仕様への変換については、このページの後方を参照して下さい。
予想コメントは、基本的には出馬表で、レース前日等に予想したときに気づいた点や、翌日注意すべき点などを記入するために利用します。
また、前日予想でのコメントだけではなく、例えば各馬の行の先頭に自分で印を打ったりすることも可能ですので、コメントに限定することなく、利用可能です。これを外部から取り込むとすれば、新聞のようなものを全レースに渡って作成することが可能になるはずです。あるいは、予想ソフト等で、指数等を出すようなプログラムの出力を取り込んだりすることも可能です。
◆コメント表示・編集
出馬表分析では、その日の全レースを対象として、予想コメントを一覧したり、内容で検索したり、レース検索では、検索したデータを対象として予想コメントを一覧したり、馬データ画面では、その馬に対する予想コメントを時系列で一覧することも可能です。また、それぞれの画面で出力も可能です。
メインメニュー内のコメント一覧からは全予想コメントを一覧したり、あるいは一括して削除したり、ファイルからインポートを行なうことも可能です。また、各一覧画面や検索画面からは、コメントのエクスポートや、コメント入力用の雛形としてのエクスポートも可能で、それらのファイルを外部で加工したり作成したコメントをインポートすることもできます。また、インポート時には、上書きだけでなく、既存コメントの後や前に結合することも可能ですので、様々な用途に対応できます。
◆出力・エクスポート機能
予想コメントは、多数の画面で一覧表示が可能です。また、一覧表示が可能な画面の多くで、様々な形式での出力も可能です。
レース検索画面からは、予想コメントのエクスポートが可能です。エクスポートしたデータは、そのまま他のターゲットで読み込むこと(インポート機能)が可能で、全ての予想コメントや、特定の条件で予想コメントをコピーすることも可能です。
また、コメント部分が空の状態での出力も可能で、このファイルをエクセル等で読み込み、コメントを入力したり、自動生成して作成したファイルを以下のインポート機能でターゲットに読み込むことも可能で、コメント等を外部から一気に取り込めます。
他では、出馬表からの出馬表分析画面からも予想コメントのエクスポートが可能です。成績が確定していない段階では、レース検索は機能しませんので、出馬表までの段階での予想コメントをエクスポートする場合には、この画面から行なってください。1日単位で一括出力が可能です。また、この画面ではコメントが空のデータも出力されますので、外部入力用の雛形としても利用可能です。
◆一括登録(インポート)
予想コメトンは、所定の形式で作成されたCSV形式のファイルを読み込むことで、一括してターゲット内に登録することが可能です。インポートは、メインメニューのファイルからのコメント一括登録で予想コメントを実行し、当該ファイルを指定します。読み込む最には、同一データについて、既存のコメントがある場合がありますので、そのときにどう処理するかの指定を最初に決めます。処理には以下の内容があります。
上書き | 既存のコメントを破棄して、新しくコメントを設定します。 |
スキップ | 既存のコメントを残し、新しいコメントは登録しません。 |
後に結合 | 既存のコメントの後に結合文字列を挟んで新しいコメントを追加します。 |
前に結合 | 既存のコメントの前に結合文字列を挟んで新しいコメントを追加します。 |
中止 | 登録処理を中止します。 |
毎回選択 | 既存のコメントがある場合、毎回この選択メニューが表示され、処理を選択します。その場合、双方のコメントも表示されます。 |
コメントが空欄のデータは無視されます。つまり、このインポート機能で、コメントを空欄に設定することはできません。
前述のエクスポート機能で出力されたファイルは、そのまま読み込めますので、他のターゲット等に移動したりコピーすることが可能です。
また、レース検索画面からのエクスポートでは、コメントが無いデータも出力できます。つまり、コメント欄が空欄のファイルを作成することが可能で、例えば、それをエクセルに読み込んで、コメント欄を自動的に生成したり、あるいは、他のソフト等でコメント欄を埋めることによって、外部でコメントを生成し、このインポート機能で再度ターゲット内に取り込むことができます。
◆インポートファイルの仕様
予想コメントのインポートファイルの仕様は、基本的には以下のCSV形式のどれかになります。
(1)レースID(馬番有り),コメント
(2)(ANY),レースID(馬番有り),コメント
(3)(ANY),(ANY),レースID(馬番有り),コメント
レースID(馬番有り)をキーとして登録されます。(ANY)の部分は基本的には何でも構いませんが、前の項目から順にレースIDを認識しますので、レースIDと紛らわしい内容のものは避けてください。紛らわしいと、誤認識される可能性があります。日付(数字のみの表記は避けて下さい)や開催名、レース名、馬名等であればほぼ大丈夫です。
前述のエクスポート用のCSV形式で出力されるファイルは、(3)の形式で、最初の項目には開催名、2番目の項目には馬名が入ります。また、ターゲット内に蓄積している予想コメントのファイルは、(1)の形式です。
レースIDは、新仕様でも旧仕様でも構いませんが、馬番が無いものは認識されません。これは、誤って他のコメントファイルを読み込ませた場合に、読み込まないようにするためです。ですが、予想コメントと結果コメントは全く同一の仕様で、ファイル名のみが違うという形式ですので、間違えてインポートするそのまま読み込まれてしまいます。インポート時等には必ずご確認ください。また、レースIDの頭に'RX'が付いていても構いません。ですので、読み込めるレースIDは、新仕様で18桁、旧仕様で10桁、または、それぞれの頭に'RX'が付いて、20桁及び12桁の計4種類だけが認識されます。
◆一括削除
予想コメントは、メインメニューから一括削除することが可能です。ただし、一度削除したコメントデータを元に戻すことは出来ませんのでご注意ください。
また、下記の仕様で各フォルダ保存されていますので、それらのファイルを直接削除することも可能です。
◆予想コメントファイルの仕様
予想コメントは、MY_DATAフォルダ内のYOS_COMフォルダ内に格納され、その中の年単位のサブフォルダ内に開催日単位でファイル化されています。ファイル名はYCppyykn.DATです(pp:場所コード,yy:西暦下2桁,k回次,n:日次)。ファイルの内容は、各行ごとに1件のデータで、旧仕様のレースIDとコメントがカンマで区切られた基本的なCSV形式です。ファイル内の順番は不問です。
◆枠順確定前の出馬表での予想コメントの入力
また、予想コメントは、枠順確定前の出馬表(出走馬名表)でも入力することができますし、また馬印も入力可能ですので、木曜日の夜の時点から、土日の全レースの本格的な予想を行なうことも可能です。
枠順確定前の出馬表に予想コメントを入力した場合は、枠順が確定するまでは、本来のファイルとは別のフォルダに一時的に蓄積され、枠順確定後、出馬表か出馬表分析を開くと、通常の予想コメントファイルに自動的に変換されます。
出馬表を開くと、そのレースのみが変換され、出馬表分析では、その日の全レースを対象として一気に変換されます。この変換には特に何の作業も必要なく、開いた時点で全て自動的に処理されますので、通常はその違いを意識する必要はありません。ただ、変換が完了していないと、出馬表関係の画面以外(成績画面等)には反映されませんので、その点だけ注意してください。恣意的に一括して変換したい場合には、土日分の出馬表分析をそれぞれ開いてください。
変換前のデータ(枠順確定前の予想コメントファイル)は、RT_DATAフォルダ内のTEMP_VDUMフォルダ内に一時的に作成され、変換後に直ちに削除されます。
◆旧仕様の予想コメント
TARGET frontier JV Ver5.59以前は、予想コメントは字数に制限のある旧仕様でした。旧仕様の予想コメントのファイルは、データフォルダの中の、MY_DATAフォルダの中にあります。ファイル名は、
MDyyk場.DATです。
また、メインメニューのコメント一覧→旧コメント一覧から、旧仕様のコメントを年単位で一覧表示したり、一括して削除したり、エクスポート出力することが可能です。ただし、Ver5.60以降のターゲットでは、旧仕様のコメントの入力・編集はできません。
メインメニューの旧仕様コメントの一括変換で、旧仕様の予想コメントを一括して新仕様に変換することが可能です。この場合、旧仕様の予想コメントのデータは削除されずに残ります。上記の機能等で削除は可能ですが、変換後の内容を一覧画面等で確認してから削除して下さい。一度削除したコメントデータを元に戻すことは出来ません。
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