TARGET frontierJV(ターゲット) 使い方マニュアル

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    再現処理

    2021年12月03日

     出馬表や特別登録等からの仮想出馬表を開く場合、その中の個々の馬のデータとしては、蓄積された馬データを利用しますが、それらは通常では最新の状態に更新されています。つまり、過去の出馬表を表示した場合、各馬のデータはすでにレース当時の状態ではありません。


     TARGET frontier JVでは、各馬のデータを逆方向等に更新することで、過去の状態に戻します。この処理を減戦処理と言います。

     ただし、例えば新馬戦の状態に戻すのであれば、減戦なんて面倒なことをせずに、全てクリアしてしまえば良いというように、その馬の現在の戦歴数と、再現時の戦歴数の比較により、減戦すべきか、あるいは全てクリアしてから加戦すべきかを判断し、処理を自動的に振り分けています。この場合、後者の加戦する処理のことを特に再構築処理と呼ぶ場合があります。

     この2つの処理を合わせて、再現処理と呼んでいます。

     減戦処理あるいは再構築処理のどちらの場合でも、その間の成績を読み込んで、その成績を集計値に加減していきますので、その間の成績が存在しない場合は、この処理を行うことはできません。このような場合は、馬データ画面のデータ作成日のところに、その状態が表示されます。

     また、再現処理された馬データ画面では、画面右上に同馬ボタンが表示され、そちらを押すと、その馬の再現処理されていない最新の馬データ画面が表示されます。

    【注意】
     マル地の馬の地方時の成績や、中央馬でも一部地方や外国への遠征で稼いだ収得賞金額は現在のData Labのデータでは、正確に計算できない場合がありますので、そのような戦歴を持つ馬については正常に再現処理できないケースもあります。具体的には、減戦あるいは再構築する成績の中に海外のレースが含まれていて、なおかつ1着等で収得賞金を稼いだような場合です。このような場合も、自動的に減戦処理と再構築処理を使い分けています。ですが、複数の条件が重なりますと、それでも再現できない場合もあります。

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