ターゲット内では、馬データ画面や出馬表や成績画面等から、メニューによって、兄弟馬の一覧や全馬の兄弟馬を一括して一覧する機能があります。また、これ以外に、それぞれの画面内の項目として、「主な兄弟馬」と呼ばれる項目が設定されている場合があります。この主な兄弟馬とは、兄弟馬の内、収得賞金順で上位(最大5頭)の兄弟馬を指します。収得賞金順ですので、対象は中央登録馬に限られます。これは、検索対象が登録馬のみということで、検索の元になる馬は未登録馬でも問題なく、産駒一覧画面では、未登録馬の主な兄弟馬を一覧できます。
検索対象世代範囲は、元になる馬の17歳年上の世代から、最大17歳年下まで検索します。最大の範囲は合計35世代ですが、最初に見つかった兄弟馬から最大18世代に限定されます。
現在、馬データ検索、出馬表、出馬表分析、産駒一覧の各画面で項目として採用され、主な兄弟馬という専用のタブが設定されている場合もあります。また、項目は基本的には収得賞金額が多い順に5頭までの兄弟馬の馬名(と勝数)の項目です。
◆画面表示
項目の種類や表示の内容については、個々の画面ごとに違うケースもありますが、概ね以下の通りです。
・馬名の前の[]内の数字は勝数を意味しています。
・画面イメージCSV形式で出力した場合、馬名と勝数は分離されて別項目になります。
・画面の設定によって、未勝利馬の馬名を非表示にすることができます。その場合、未勝利馬がいるということを明示するために、[0]とだけ表示する場合もあります。また、出力については、この内容を出力しない場合もあります。
・牝馬は赤色文字で表示されます。
・背景色は、収得賞金額が3200万以上で黄色(オープンクラス馬)、また、それ以下で勝ち数が4勝以上の場合には青色で表示されます。
・ソートが可能な場合、収得賞金順でソートされ、同一額の場合には、勝ち数、本賞金額の順でソートされます。
・ダブルクリックすると、その馬の馬データ画面が開きます。
・ドラッグや右クリックによるインターネットリンク等の各機能が有効です。
馬データ検索画面では、兄弟馬の馬名以外に、兄弟本賞計(兄弟馬5頭の本賞金額の合計値)、兄弟本賞AV(兄弟馬5頭の本賞金額の平均値)の項目があり、それらの値でのソートも可能で、有力な兄弟馬を持つ馬を見つけることが出来ます。ただし、これらの収得賞金額の計算には、本馬を含めていませんのでご注意ください。基本的には、POG等で、未デビューの馬を評価するための指標ということが主な目的になります。画面に表示されるこれらの項目の後の()内の数字は対象頭数です。
また、馬データ検索画面では主な兄弟馬だけ、あるいは本馬も含めて別画面で一覧するという機能もありますので、純粋に賞金順や成績でソートしたり、種牡馬の分布を確認するというようなこともできます。また、他の画面でも、馬データ検索に全馬を送ることができますので、同様の機能の実現は機能です。
【注意】
この項目が画面に表示される場合、最初の1頭、あるいは、他でも高齢の馬のデータを表示しようとした場合に、処理に時間がかかる場合があります。ですが、基本的には最初の1回だけですので、それ以降は処理が高速化され、結果的に次第にスピードアップします。
また、多くの画面では、この項目は、その対象行が表示されるときに初めて検索されます。つまり、画面上に表示されていない場合には未検索の状態です。これは、不必要な検索をできるだけ省き、全体的な処理の時間を短縮させるためです。多くのデータが未検索の状態で、ソートや出力等の全データに一度にアクセスする処理を実行しようとすると、処理に時間がかかる場合があります。この場合、画面上部に中止ボタンが現れますので、処理を中止することも可能です。ですが、基本的に時間がかかるのは最初の一度だけですので、二度目以降はより高速に処理されます。
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