脚質という言葉、競馬の世界では良く使われますが、私が知る限りにおいては、その判定方法に客観的な基準というものはないようですので、こちらで決めた方法で判定しています。
TARGETでは、脚質は、よく使われている逃げ、先行、差し、追込の4つに加えて、競輪や競艇では良く使われているマクリというものも加えて、5つに区分しています。ただし、これらは競馬では決め手とも呼ばれることがある区分の方法で、基本的には連対したような場合、つまり上位に入線したときの呼び方で、まさに勝負に勝った決め手(ワザ)ということです。TARGETでも、この呼び方は基本的には連対時等に利用しています。
しかし、競馬では、負けた馬にも一応脚質というものが存在します。これは一部別の呼び方になります。というのも、スタートから最後まで最後方を追走していただけの馬を果たして追込と呼んでもいいのかということですね。このような場合は、逃げ、先行は同じですが、あとは中団、後方と呼んでいます。マクリは基本的には決め手だけに存在するもので、強いてこちらの区分で分ければ先行に属します。
脚質の判定には、頭数及び通過順を使用しています。ただし、JRA-VANの通過順は、各コーナーごとのものですので、新聞等に載っているものとは少々違います。
2角、3角、4角で1度でも先頭を走った馬は、基本的には逃げと判定されます。ただし、一部マクリと判定される場合もあります。
他は、まず頭数を3で割り、その数分の頭数(最大でも5頭)で先頭から3つのグループに分けます。そして、4角で3番目のグループに位置している場合は、追込あるいは後方と判定されます。
また、4角で2番手のグループにいる場合は、差しあるいは中団と判定されます。ただし、最高でも4角で5番手以下。
2角や3角で後方に位置し、4角で1番目のグループにいるする場合はマクリと判定されます。ただし、その区分が無いときは先行と判断されます。
上記の他で4角で1番目のグループにいる場合は、先行と判定されます。
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