PCI3とは、そのレースの上位3頭(入線順)の馬のPCIの平均値です。また、PCIとは、各馬の走破タイムを上り3F地点の前後の速度の比率を数値化した数値です。詳しくは、こちらをご覧下さい。
PCIは、各馬の速度の変化を数値化したもので、その数字が大きければ大きいほど、後半になって加速したということになります。つまり、その馬にとっては道中はスローペースだったと言えます。そして、レースの上位3頭、つまり好走した3頭の平均値のこのPCI3を見ることで、そのレース全体がどのようなペースだったのかを推測することが出来ます。
PCI3は、PCIに補正がかかっていな場合には、基本的には50で全後半がほぼイーブンペースだったと言えます。ただし、境界点はラスト3Fの地点ですので、前後半の距離の比率はレースの距離によって違いますし、また、最初の1Fは時計がかかり、それが占める比率も距離によって変わってしまいますので、基本的には距離の差があるレース同士で比較することは避けた方が良いかもしれません。ただ、PCIやPCI3を頻繁に眺めていれば、その特徴やクセも次第に掴めるかと思いますので、そうなれば、特に意識しなくても利用できるようになるかと思います。
多くの画面でPCI3は色分けされています。48以下は赤色の背景色で表示され、ハイペースだったと推測されます。56以上は緑色の背景色で表示され、スローペースと推測されます。また、その間は黄色の背景色で表示され、平均ペースと推測されます。また、これらの色分けについては、今後はもう少し細分化可能とし、また色の設定も可能にする予定です。ただし、PCI3は小数点以下2桁あるいは3桁目で四捨五入していますので、元の値によっては、上記の範囲の境目で違う区分で色分けされてしまう場合がありますのでご注意ください。
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