ターゲットを起動しようとしたとき、「二重起動警告」が表示される場合があります。これは、すでにターゲットが起動しているにも関わらず、再度起動しようとした場合に表示されます。
ですが、別のターゲットが起動していないのに表示される場合もあるかもしれません。一番よくあるケースとしては、ターゲットを終了した直後に再度起動しようとした場合です。ターゲットを終了させた場合、自身の設定や内部で更新された情報をハードディスク内等に保存するため、あるいは使用していたメモリを開放等するために、終了処理として、ある程度の時間がかかります。ですが、通常はこれらはほんの一瞬で終わるのですが、近年では、セキュリティソフトが検査する内容が増えたためか、このターゲットの終了処理に対しても、ファイル等をチェックするようで、その分余計に時間がかかってしまっているようです。今後もさらに増えるかもしれません。ですので、ターゲットの終了ボタンを押しても、数秒から数十秒程度はターゲットが起動した状態が続いている場合もあり、そのような時点でターゲットを再度起動しようとしますと、二重起動と判断されて、このメッセージが表示される場合があります。そのような場合には、メッセージにも表示されているように、ある程度時間を空けて起動しなおせば特に問題はありません。
また、これ以外でも、何らかの理由でターゲット強制終了等した場合、Windowsのメモリ内にターゲットの一部が残ってしまっているような場合、二重起動と判断されてしまう可能性もあります。このような場合には、Windowsを再起動していただくのが一番簡単で安全な解決方法ですが、他の可能性が全く無いのであれば、そのまま二重起動しても構いません。
同じフォルダ内のターゲットを再起動してしまいますと、それらを終了させるタイミングによっては、設定や一部の個人データ等が失われる可能性があります。ですので、基本的には二重起動は避けてください。また、完全に別々のフォルダにインストールされたものであれば、基本的には二重起動しても問題ありません。ただ、そのような使い方をするケースでは、データの一部は共有させることが多いの思いますので、そのような場合には、基本的には自己責任でご利用下さい。
ターゲットは、プログラム的に二重起動を制限していませんので、警告が表示されても、起動します。
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