TARGET frontierJV(ターゲット) 使い方マニュアル

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    ファイルへのアクセスを拒否されたり、I/Oエラーが出る

    2021年11月25日

     起動時やデータ登録中、あるいは何か入力したり設定を変更したようなときに、I/Oエラーが表示されたり、ファイルへのアクセスが拒否された場合、原因としては3つ考えられます。その中で最近一番多いのは、TARGET frontier JVとデータ全体を他のコンピュータ等に移す場合にCD-R等を利用すると、この現象が発生する場合があります。これは、ファイルを一旦CD-Rにコピーしてから転送すると、ファイルの属性が「読み取り専用」、つまりそのファイルに対して書き込むことができない状態になってしまい、移動したTARGET frontier JVがデータを更新しようとしたときにI/Oエラーになってしまいます。これの対処方法は、コピーしたファイルの「読み取り専用」の属性を外して下さい。方法は、エクスプローラ等でフォルダを開き、各ファイルのプロパティを開き、属性の中の「読み取り専用」のチェックを外して下さい。また、ファイルを複数選択することで、まとめて属性を変更することができます。


     他の原因としては、ハードディスクの空きエリアが無くなった場合や、あるいはハードディスク自体が本当に不安定な状態になっていて、ファイルの読み書きが安定してできない場合が考えられます。これは、ハードディスクの空き容量を確認したり、ScanDisk等で確認して下さい。

     また、データ自体が正常に登録されていない場合にも発生する可能性があります。データ登録中に、フリーズしたりコンピュータの電源を落としてしまったりして、強制的に中断したような場合、その登録最中のデータがおかしくなる可能性はあります。このような場合は、基本的には全てのデータを削除してから再度セットアップするのが一番安全な方法になります。また、異常なデータが特定できている場合は、その部分だけを削除して部分的にセットアップして改善できる場合もあります。

     セットアップ中データ登録中に発生する場合には、上記の理由の他に、セキュリティソフト等による通信やファイル読み込み等に対するブロック等も考えられます。これらのソフトによるデータの誤認識や、あるいは処理データ量が多いこと等による不具合も考えられますので、セットアップ中やデータ登録中にエラーが出る場合には、セキュリティソフトの機能を一旦止めてから実行してみて下さい。また、セキュリティソフトによっては、一時的に止めただけでは改善しないものもあります。このような場合には、そのソフトの機能内の設定で、ターゲットをインストールしたフォルダに対してチェック自体を行なわないように指定することで回避できる場合もあります。

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