TARGET frontier JVを利用する以前に、Data Lab対応以前のTARGET frontierを利用していた場合、そのときに入力したり作成した個人データをこのTARGET frontier JVに自動的に移行することができます。ただし、旧バージョンは同一コンピュータ内にインストールされている必要があります。
個人データとは、ユーザーが独自に入力したり設定したデータのことで、チェック馬、チェック馬印の設定、チェック種牡馬、チェック騎手、チェック調教師、レース印、馬印、レース印設定、馬印設定、予想コメント、結果コメント、レースコメント、馬コメント、KOL関係者コメント、KOL次走へのメモ、買い目、インターネットリンクの設定、各入力履歴、付加タイムです。これらを個別に指定し、そのデータを取り込みます。
作業はウィザード形式になっていますので、画面内の指示に従うだけで完了します。時間もかかりません。
実行は、メインメニュー内から旧TARGET frontier個人データの移行を実行するだけです。
ただし、データの移行を正常に行なうために、TARGET frontier JV内の他の画面を全て閉じてから行なってください。他の画面が開いていると、一部のデータが正常に転送されない場合があります。
実行すると、まずは旧TARGET frontierのフォルダを尋ねてきますので、それを指定して下さい。通常の方法でインストールされている場合は、自動的に検索されます。ただし、複数インストールしていたり、過去のアンインストールが正常に行われていないような場合には自動的に検索できない場合もあります。そのような場合は、
フォルダ指定ボタンを押してフォルダを指定して下さい。フォルダは、frontier.exeのあるフォルダかその親フォルダを指定して下さい。
フォルダが見つかっていれば、下に次へボタンが表示されますので、フォルダが正しければ次へボタンを押して下さい。間違っている場合は、フォルダ指定ボタンで正しいフォルダを指定して下さい。
画面内に、取り込むことが出来るデータ種別名が表示されますので、取り込みたいデータをチェックして下さい。
データは、基本的に全て、またはファイル単位等で取り込まれます。つまり、現在もしデータが登録されていたり設定されている場合は、それらが上書きされてしまう場合があります。新しくインストールした後であれば、データが入力されている可能性は低いと思いますので、基本的には移行開始直後に実行されることが望ましいです。各データは以下の通り移行されますので、上書きされるデータがある場合にはその状況を御確認ください。
また、全ての場合で、元のデータはそのまま残りますので、旧TARGET frontierでもそのまま表示できます。旧データが必要ない場合は、転送後に旧TARGET frontierをアンインストールするか、個別に削除して下さい。
チェック馬 全て上書きされますので、現在登録されている内容は消えてしまいます。
チェック馬印の設定 全て上書きされますので、現在登録されている内容は消えてしまいます。
チェック種牡馬 全て上書きされますので、現在登録されている内容は消えてしまいます。タイプ名も消えます。
チェック騎手・チェック調教師 全て上書きされますので、現在登録されている内容は消えてしまいます。
レース印・馬印 開催単位でファイルコピーされます。その開催のデータが無ければ上書きされません。
レース印設定・馬印設定 全て上書きされますので、現在登録されている内容は消えてしまいます。タイプ名も消えます。
予想コメント・結果コメント(レースコメント)・馬コメント
開催単位でファイルコピーされます。その開催のデータが無ければ上書きされません。
KOL関係者コメント・KOL次走へのメモ
場所・日付単位でファイルコピーされます。その日のその場所のデータが無ければ上書きされません。
買い目 年月単位でファイルコピーされます。その年月のデータが無ければ上書きされません。
インターネットリンクの設定 設定されている箇所は、全て上書きされますので、そこに登録されている内容は消えてしまいます。
各入力履歴 全て上書きされますので、現在登録されている内容は消えてしまいます。
付加タイム データが設定されていた箇所のみ上書きされますが、以前のデータで未設定の箇所は上書きされません。1995年以降の設定分のみ読み込みます。
◆その他の個人データ
上記以外では、個人データとして、外部ファイル等がある場合がありますが、それらはフォルダごとに手動でコピーして下さい。旧TARGET frontierでは、基本的にはGDATAフォルダに格納されています。こちらのデータは、TARGET frontier JVではEX_DATAフォルダ内に格納します。両者とも、オプションメニュー内のフォルダを開くの中の外部データ用で開くことが出来ます。
【TIPS】
上記のデータも含め、個人データに関しては、ほぼ全てこれまでの仕様のままですので、基本的にはファイルをコピーすれば内容が反映されます。ただし、ファイルをコピーする場合には、必ずTARGET frontier JVを終了させた状態で行なってください。
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