この度は、TARGET frontier JV をご利用いただきまして、ありがとうございます。
このプログラムは、JRA-VANのData Labサービスを利用して、出馬表を表示したり、あるいは競馬に関するいろいろなデータベースを構築し、それを様々な角度から集計・分析したりするを可能にします。
競馬用のコンピュータソフトと言うと、ほとんどの場合、自動的に予想したり、あるいはスピード指数などを自動計算したりすることが目的だとを考える方が多いと思いますが、実は、競馬とコンピュータのもっとも親密な関係はそこにはありません。競馬とコンピュータはとても相性の良いものです。それは競馬で馬券に勝つためには、過去の膨大なデータをいかに効率よく処理できるかがカギとなっているからです。
競馬は記憶力のゲームといわれますように、馬券検討においても、過去のデータをいかにうまく利用できるかが勝敗のカギとなります。コンピュータは、計算することも得意ですが、それ以上に記憶することも得意としています。コンピュータの記憶力は完璧で、まず間違うことはありません。競馬新聞では、馬柱にせいぜい過去5走程度が載っているだけですが、コンピュータでは、簡単に過去全走を見ることができます。しかも、それらを瞬時にあらゆる角度で集計したり分析したりすることが可能なんです。これだけでも競馬予想にコンピュータが如何に有効かがおわかりいただけると思います。
また、パドックやレースを見た後にノートにメモを残して、それを次走の時に参考にして予想するという方も多くおられると思いますが、TARGET frontier JVでは、この作業もコンピュータ化できます。しかも、出馬表の全馬の過去全走をノートで調べると、多分かなりの時間がかかってしまうと思いますが、TARGET frontier JVでは、これは一瞬で表示できます。前日予想で、そのような作業をしていた方も、これでその作業から開放され、本来の馬券検討の方に多くの時間を割くことが可能になります。このように、ノートにメモをするというコンピュータとはあまり縁の無さそうな予想方法をしていた方にもTARGET frontier JVは有効に使うことができるわけです。いや、逆に言えば、このような方に特に使っていただきたいと思っています。
その他にも、過去の様々なデータの検索や分析、オッズ等の解析、血統データの分析、ぺーパーオーナーゲームの集計、画像や映像データとのリンクなどと様々な機能を持っています。
このようにTARGET frontier JVは、指数の計算や自動予想のような単一目的で作られているわけではなく、あらゆる用途に対応できるように作られています。ですから、その全てを使いこなす必要はありません。今お使いの馬券検討方法の一部をまずはTARGETに置き換えてみて下さい。まずはそれだけでも十分使う価値があると思います。そして、慣れてきたら、徐々に他の機能をマスターしてみて下さい。新しい機能をマスターすると、それはTARGET frontier JVをよりよく活用できるようになるだけに止まらず、競馬自体においても新たな発見があると思います。それは、TARGET frontier JVも、競馬も、とても奥が深いからです。では、TARGET frontier JVが、皆様のよりよきパートナーになれるよう、ご健闘をお祈り申し上げます。
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