メニューパネルからデータ登録のボタンを押すと、通常のデータ登録の画面になります。Data Labのサービスキーの設定が完了していれば、画面表示後に開始ボタンを押すだけで、あとは自動的に必要なデータをダウンロードして、登録を実行します。

　この作業は基本的にはTARGETをインストールした日以降に新しく発生する日々のデータの登録になります。JRA-VAN Data Labの過去のデータについては、フルセットアップや簡易セットアップで登録します。

　JRA-VAN Data Labの日々のデータは、その形容の通りにほぼ毎日データが発生しています。これは坂路調教データがあるためです。坂路調教は通常は月曜日にはありませんが、月曜日には成績データ等が登録されますので、毎日データが発生することになります。各曜日に登録されるデータの内容についてはこちらをご覧下さい。

　この登録作業は、前回にこの作業で登録したデータの日付を記憶し、それ以降に新しく発生したデータを自動的に選択して登録しています。ですので、基本的には登録期間を空けてしまっても問題ありません。ただし、Data Labのデータ提供の仕様上、１年以上間隔を空けてしまうと、データが抜ける恐れがありますので、１年以上間を空けないようにしてください。また、空けてしまった場合は、セットアップからやりなおして下さい。Data Labのデータ提供の仕様の詳細については、Data Labの仕様書をご覧下さい。

　また、最初にこの作業を実行するときは、２週間前からのデータを登録します。

　データの登録は、主にTARGET frontier JVがデータベースを構築する作業と、JV-LinkというJRA-VANのソフトがインターネットやCD-ROM等からデータを読み込んで、TARGETに渡す作業の２つに分かれています。


◆JV-Linkエラー

　そして、データ登録中にエラーメッセージ等が表示される場合がありますが、そのメッセージ内に
JV-Linkと表示されている場合は主にJV-Linkに関する部分のエラーになります。このメッセージはTARGET frontier JVが表示をしていますが、TARGETはJV-Linkを呼び出しているだけで、この部分は
JV-Linkが処理をしています。ですので、こちらに関しては、ヘルプ内のQ&Aやサポートホームページ
のQ&A等を確認後、JRA-VANにお問い合わせ下さい。

◆データ付きCD-ROM版

　ターゲット用の過去のデータ付きのCD-ROMをご利用の場合は、最初の起動時に過去のデータが自動的に展開され、フルセットアップが完了している状態で実行されますので、フルセットアップ等の作業は必要ありません。フルセットアップの時間が必要なくなりますので、初期データの登録時間が大幅に短縮できます。

　CD-ROMに収録されているデータ以降のデータについては、全て通常のデータ登録作業で登録されますので、最初のデータ登録を完了した時点で、全てのデータが整います。なお、データ登録作業では、
基準タイムファイルはダウンロードされませんので、補正タイム等の指数を見たい場合には別途登録して下さい。

　また、ターゲット用のデータ付きCD-ROMは、そのデータを作成してから、１年以内でのみ利用可能です。作成後１年たったものを利用した場合には、再度セットアップが必要になります。