サラブレッドとして登録された馬のうち、中央競馬所属として馬名が決まった馬、あるいは中央競馬に出走する中央競馬以外の所属の馬が競走馬データとして提供され、ターゲット内に登録されます。
基本的には1986年以降に中央競馬に出走したことがある馬は全て登録されているはずで、馬名検索で検索可能です。また、競走馬データがある馬は、血統や生産者はもちろん、管理調教師や馬主も登録されているはずなので、そちらから検索することも可能です。
Data Labの競走馬データには、戦歴の関する部分がありません。戦歴については馬毎レース情報データで別にインデックスとして生成しています。
また、成績に関する部分としては、賞金や各度数が存在していますので、データは主にその部分だけが更新されます。
また、それとは別に、転厩や去勢による性別の変更、馬主の変更や抹消にも対応しているようです。
また、未登録馬に関しては、馬名の変更にも対応しています。
ただし、着度数については、成績データの存在する分しか集計されていないという仕様になっています。つまり、Data Labの成績データは1986年以降しか存在しませんので、馬データがあるにもかかわらず、それ以前に出走したことのある馬の成績は、着度数には反映されていないということです。反映されていないだけならともかく、画面上では一見整合性が取れてしまっているように見えてしまうことが大問題で、そのデータ自体は間違った(不足した)データなわけですから、その旨表示する必要があるのですが、現在の仕様ではそのデータが間違っていることすら正確には判定できません。この件についてはJRA-VANにクレームを付けたのですが、改善される可能性は無さそうです。
ですので、現状では自衛するしかありません。とりあえず、1980年代に出走していた馬につていは、その取り扱いに注意して下さい。
また、現役・抹消の判定が正確にできますので、現役馬という括りでデータを調べることが出来ます。もちろん馬名登録馬という範囲にはなりますが、調教師の現役の管理馬がわかりますし、その頭数がわかり、データを記録しておけば、その頭数の推移もわかります。
その他にも、現役馬の中で一番稼いでいる馬とか、現役のサンデーサイレンス産駒の頭数ですとか、馬主の所有馬、マル外の頭数なんていうのもわかりますね。馬データ検索の集計機能を利用すれば、様々な区分での現役馬の頭数の構成比も簡単にわかります。
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