馬毎レース情報データは、基本的には、レースの各馬の成績データとして各レースの1頭につき1件ずつ提供されます。
しかし、Data Labの競走馬のデータには、その馬が出走した成績に対するレースIDも存在しませんので、馬データから過去の戦歴をたどる場合、成績の中を検索することになってしまい、非効率的です。ですので、TARGET frontier JVでは、この馬毎レース情報データのインデックスを馬別に蓄積しています。これにより、各馬の戦歴を高速にたどることが可能になっています。
この馬毎レース情報データは、地方成績や海外成績でも同様の仕様で提供されています。
地方成績データの中には、中央未登録馬のデータも存在しますので、そのような場合は、馬データが無く、このインデックスだけが存在するという馬も発生します。ですが、その地方成績データでは馬名が含まれていますので、そのデータとこのインデックスと、その先の成績データからデータを収集して未登録馬の馬データを生成し、馬データ画面の表示も可能です。これにより、TARGET frontier JVでは、地方成績画面においても、未登録馬も含め全馬の馬データ画面の表示及び血統表の表示が可能になっています。
また、データの仕様がこのようになっているために、全馬のデータが常に更新された状態に保たれますので、複数の馬の戦歴をたどる場合、わざわざ成績データ内を検索する必要は無く、全馬の全戦歴データをまとめて検索するだけで全てを網羅できますので、馬グループ戦歴処理が高速されています。これは、馬グループ戦歴そのものだけでなく、種牡馬や馬主、生産者の戦歴をたどる場合も同様で、それぞれ高速に処理が可能です。
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