登録可能なJRA-VAN Data Labデータの一覧
2021年11月27日
TARGET frontier JVに登録可能なJRA-VAN Data Labのデータは以下の通りです。
- 特別登録
- 日曜日の夜に登録されます。また、月曜日には、ハンデ戦のハンデが確定したデータが再度提供されます。TARGETでは、データベースのデータとしてはほとんど利用されておらず、基本的には表示するだけです。週単位で蓄積されます。翌々週にあるG1レースの特別登録データが登録される場合は、週が違いますので別のファイルとして登録されます。
- レース詳細
- 成績や出馬表のレース名や各条件が含まれるデータで、成績及び出馬表のデータとして蓄積されます。つまり、このデータは出馬表としても成績としても提供されているということで、そのフォーマットは全く同じです。また、地方や海外成績も同様のフォーマットで提供されています。ですので、それらを含めれば、週のほとんどの日にこのデータが提供されています。開催単位で蓄積されます。
- 馬毎レース情報
- 出馬表や成績データ内の各出走馬のデータで、また各馬の戦歴データの1戦ずつでもあります。つまり、このデータはレースごとに蓄積して出馬表や成績データの中身として使われると同時に、馬毎に蓄積して各馬の戦歴データとしても利用されます。TARGETでは、各馬の戦歴データとしては、インデックスのみ蓄積しています。開催単位で蓄積されます。
- 払い戻し
- 成績データ内の払戻金等のデータです。開催単位で蓄積されます。
- 票数
- レースごとの票数データです。開催単位で蓄積されます。データの仕様では一括で提供されていますが、TARGETでは賭式別に区分し、発売されていない賭式のデータは蓄積しません。また、データは効率化のため一部バイナリに変換しています。
- 競走馬
- 馬の戦歴に関する部分以外のデータです。生年別・性別別に蓄積されます。
- 騎手
- 現役・抹消の全員のデータです。
- 調教師
- 現役・抹消の全員のデータです。
- 馬主
- 馬主のデータで、コード別に蓄積されます。
- 生産者
- 生産者のデータで、コード別に蓄積されます。
- レコード
- コースレコード及びG1レコードのデータで、場単位で蓄積されます。
- 繁殖馬
- 種牡馬と繁殖牝馬のデータです。
- 産駒
- 馬名が決まる前の1~3歳時に登録される馬データです。生年別・性別別に蓄積されます。
- 坂路調教
- 2003年以降のデータが提供され、1日単位、東西別に蓄積されます。年間で60万件程度のデータになりますので、特に必要なければ登録しない方が良いかもしれません。
- 年間スケジュール
- 2000年以降のデータが提供され、年単位で蓄積されます。
- 競走馬市場取引価格
- 1997年以降のデータが提供されます。
- 確定オッズ
- レースごとの確定オッズデータですが、TARGETでは、確定オッズは基本的に票数データから計算して表示していますので、必要の無いデータになります。ですので、通常は登録されることはありません。ですが、別のソフトや独自に利用したいというケースも考えられますので、環境設定で登録するように指定することも可能です。その場合は、速報オッズと同じ位置に同じ形式で蓄積されます。
これ以外では、各速報データに対応しています。また、速報データの中の成績関係のデータや票数データの仕様は上記の通常の蓄積データと同じですので、確定後の速報データを蓄積すると、通常の蓄積データのように扱えます。ただし、その時点では成績データは更新され、馬の戦歴も更新されますが、馬データの中の賞金や着度数は更新されていません。また騎手や調教師の成績データも同様に更新されていませんので、取り扱いには注意して下さい。これらのデータは確定成績を登録する時点で更新されます(通常は月曜日)。
各データの提供サイクルについては、こちらをご覧下さい。
また、各データの詳細な仕様については、JRA-VANのホームページ(https://jra-van.jp/)内にあるData Labの仕様書をご覧下さい。