（TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております）

　初ダートの馬というのは、しばしば穴馬券になるものです。ここではそんな、「はじめてダートに出走する馬」について調べてみましょう。
　例として、ゴールドアリュールの産駒について調べてみます。

　まず、メインメニューから「馬データ検索」を選びます。

　父名のところに「ゴールドアリュール」と入力します（一度検索した種牡馬名はプルダウンメニューから選べるようになります）。
　年齢が産駒の全世代をカバーできるようになっていることを確認します（ここでは99歳までとなっていますが、明らかにカバーできている範囲に設定すればＯＫです）。
　「抹消馬を含める」にチェックが入っていることを確認します。
　設定できたら、「読込実行」をクリックして下さい。

　これまでに登録されたゴールドアリュール産駒がすべて読み込まれました。
　下のメニューにある「戦歴」をクリックするか、F5キーを押下して下さい。

　レース条件設定画面が立ちあがりました。初ダートの形になるレースということはダート戦に出走していることが大前提なので、コースに「ダート」を選びます。
　設定が完了したら、「次（選択馬の条件）」をクリックして下さい。

　続いて、選択馬条件設定画面に移行しました。
　着順範囲が「１～28着」（「全」ボタンでも設定できます）になっていることを確認したら、「次（検索範囲の指定）」をクリックして下さい。

　検索期間を問われますので、「データがある限り無条件継続」を選んで「検索実行」をクリックします。

　「ゴールドアリュール産駒が中央ダートに出走した全戦歴」が読み込まれました。
　初ダートということは、各馬の戦歴の中で「ダートに出走した一番古い戦歴」ということですので、「編集（E）→同一馬データの削除→最古データを残す」を選びます。

　これで「ゴールドアリュール産駒が中央ダートにはじめて出走してきた戦歴」が残りました。ただこの状況ではまだ、デビュー戦等も残っています。そこでまず、右上の「前走読込」ボタンをクリックします（Shift+F11でも前走を読み込むことができます）

　前走データの読み込みが終わったら、「項目集計」の右をクリックして、出てきたメニューの中から「前走馬場状態」を選びます。

　出てきた画面の「芝→ダ」が、「前走が芝で今回がはじめてのダート」、つまり初ダート時の成績ということになります。

　このやり方で、各種牡馬の初ダート時成績を調べることができます。単勝・複勝の回収値が高い場合は、「初ダートで狙える種牡馬」ということになります。芝とダートを逆にすれば、「初芝時成績」も分かります。

　種牡馬にこだわらずダート戦すべての戦歴を読んで同様の手順を踏み、初ダート時成績以外を消去して種牡馬別成績を見れば、初ダート時の成績を種牡馬ごとに比較することもできます。
　ただその作業は読み込むデータ量が多くパソコンに負荷がかかるので、まずは良さそうだと思った種牡馬について調べてみるとよいでしょう。