(TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております)
馬券に直結するかどうかは別にして、血統について色々と調べてみたいという方は多いと思います。
ここではその一例として、サイアーライン(父系)について色々と調べる方法をご紹介します。例としてパーソロンと、そこから連なるサイアーラインについて見てみましょう。
まず、メインメニューから「血統検索」を選びます。
検索対象を「種牡馬」とし、検索文字列に「パーソロン」と入力して「検索開始」をクリックします。
パーソロンの場合、特に同名種牡馬などはいないので、調べたいパーソロンだけが出てきました。
ここで「パーソロン」をダブルクリックすると、同馬の5代血統表を見ることもできます。
今回はサイアーラインを調べるのが目的なので、「牡展開」をクリックしてください。これは、牡馬から牡馬への繋がりを読み込んでいくものです。
すると、パーソロンを父系に持つ種牡馬が現在にいたるまですべて出てきます。
「関係」の欄には直仔については「父」(パーソロンが父にあたるという意味)、孫については「父父」、ひ孫については「父父父」と表示されます。
右側には系統図が表示されます。「+」マークのある馬は後継種牡馬がいる馬で、そこをクリックすると後継種牡馬が一覧できます。後継種牡馬にさらに後継種牡馬がいる場合はそれも見ることができます。試しにメジロアサマからその後継種牡馬を展開してみましょう。
このように展開できるわけです。
種牡馬や繁殖牝馬になった以外の馬も含めて、パーソロンを父系に持つ馬をすべて見ることもできます。
さきほどの画面に戻って「検索(F)」から「各種牡馬の産駒(登録馬のみ)の一覧」を選んでみましょう。
パーソロンを父系に持ち、中央に登録のある馬・あった馬(JRA-VANデータの存在する範囲)がすべて選ばれました。
ここから「馬データ検(馬データ検索)」をクリック(あるいはF7キーを押下)すればこの馬たちを馬データ検索の結果として取り込むことができますし、一括戦歴(あるいはF8キーを押下)を選べば1986年以降については戦歴を見ることもできます。
人力では到底無理な調査をPC上で簡単にできるのがTARGETの強みですが、このように血統の調査においてもきわめて有用なのです。
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