(TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております)
種牡馬の勢力図を見る指標として、産駒頭数は参考になります。
TARGETでは、中央競馬に登録された馬(+カク地の形で中央に出走した馬)については、種牡馬ごとの産駒頭数を簡単に一覧することができます。ここではそのやり方を見てみましょう。
まず、メインメニューから「種牡馬」を選びます。
するとこのような画面が出てきます。左には中央競馬に登録された産駒の累計数が表示され、さらに各世代の頭数が示されています。
血統登録後に死亡した馬や地方競馬でのみ走った馬はカウントされていませんが、これでおおよその勢力図は分かります。
ただ、「頭数計」の数字は、実際に中央競馬で走った産駒の数とイコールではありません。中央競馬に登録されたのち未出走のまま抹消された馬や、マル地で転入したのち中央で走らないまま抹消された馬も含まれているためです。
念のため、各種牡馬の実出走頭数(中央競馬における)を調べる方法もご紹介しましょう。さきほどの画面で、頭数のところ(頭数系でも各世代のところでもOK)をダブルクリックすると、画面右側に該当馬が読み込まれます。
ここではダンスインザダーク産駒の頭数計(この時点では1330頭)をダブルクリックして、右側に該当馬を表示させました。さらに「戦歴へ」をクリックして下さい。
馬データを読み込んだあと、レース条件設定画面が自動的に立ちあがります。ここでは何も設定せず、「次(選択馬の条件)」をクリックして下さい。
続いて、選択馬条件設定画面に移行しました。着順範囲が「1~28着」になっていることを確認したら、「次(検索範囲の指定)」をクリックして下さい。
検索期間を問われるので「データがある限り無条件継続」を選び、「検索実行」をクリックします。
戦歴データの読み込みが終わったら、「項目集計」の右をクリックして出てきたメニューから「馬」を選びます。
すると集計画面に「出走頭数」が表示されます。ここでは1247頭となっています。1330頭との差である83頭は、中央未出走のまま抹消された馬と未デビュー馬等の合計と推測されます。
先述した通り、ここで見たのは中央登録馬のみですので、ご注意ください。
最初から1頭の種牡馬について世代別の産駒数を見る場合は、下の方法も便利です。
1.メインメニューから「血統検索」を選択
2.種牡馬名を入力して「検索開始」
3.出てきた種牡馬を右クリックして「○○の産駒(登録馬+未登録馬)」を選択(○○は種牡馬名です)
4.産駒が読み込まれたら画面上の「ツール」から「集計」
5.タブから「年齢」を選択
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