(TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております)
前走2着馬というのは、勝利にもっとも近い馬というイメージがあるかと思います。実際のところ、その成績はどの程度のものなのでしょうか?
ここでは、前走2着馬の成績を抽出するためのもっとも簡単な方法をご紹介します。
まず、メインメニューから「レース検索」を選びます。
レース条件を設定します。ここでは平地競走のみを対象としますので、コースに「芝とダート」を選びます。
設定したら、「次(選択馬の条件)」をクリックして下さい。
続いて、選択馬の条件を設定します。着順範囲を「2~2着」と設定します。
設定できたら、「次(検索範囲の指定)」をクリックして下さい。
検索期間を設定します。ここでは、2008年から2009年までに行われた平地競走の2着馬を対象とします。検索開始日を「2009年12月31日」に、検索終了日を「2008年1月1日」と設定します。
設定したら、「検索実行」をクリックして下さい。
当該期間内における2着馬の戦歴データが読み込まれました。
これらの馬の次走成績が、いま調べたいデータ(前走2着馬の成績)ということになりますので、「表示(V)」から「各馬の次走成績を別画面で一覧する」を選びます。
期間内の平地競走における2着馬の次走成績が示されました。これが前走2着馬の成績ということになります。
しかし、ここには前走からクラスが変動している馬も含まれています。前走とクラスが変わっている馬(降級や格上挑戦など)を排除したいので、「項目集計」の右をクリックして「前走クラス」を選びます。
前走データの読み込みが必要となりますので、Shift+F11を押下するか、上の「前走読込」ボタンをクリックして下さい。
前走からクラスが変動している馬を排除します。「昇級戦」の部分にカーソルを当てて、「右クリック→該当データを削除する」を選びます。
同様に「降級戦」も削除します。
これで前走2着馬(前走も今回も同クラスの馬)の成績を求めることができました。
ここでは例として、前走の着差別成績を見てみましょう。「項目集計」の右から「前走着差」を選んで下さい。
出てきた画面が前走2着馬(前走も今回も同クラスの馬)の前走着差別成績ということになります。
前走2着になったはずなのに、どうして勝った馬がいるのか不思議に思われるかもしれませんが、このデータには前走で1位入線から2着に降着となった馬が含まれるためです。
もし、このような馬を排除したいのであれば、最初のレース検索設定画面で着順範囲の横にあるプルダウンメニューから「入線」を選ぶと、たとえば2位入線で1着に繰り上がった馬や3着以下に降着となった馬も含めて調べることが可能です。
最終的に出てきた結果のトータルは画面左下の黄色の部分に表示されていますが、「項目集計」を使うとさらに興味深いデータを得ることもできます。たとえば「人気」や「オッズ」を見れば、2着した次のレースでの人気と結果のバランスが分かるでしょう。
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