(TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております)
勝ちっぷりのいい馬は「昇級しても勝ち負けになりそう」などと言われるもの。しかし、大きな着差をつけて勝った馬が昇級戦となる次走でどの程度活躍しているのか、調べた人はいるのでしょうか? ここで実際に調べる方法をご紹介しましょう。
まず、メインメニューから「レース検索」を選びます。
レース条件を設定します。ここでは例として、平地競走で2着に0.6秒以上の差をつけて勝利した馬の次走成績(昇級戦のみ)を調べてみることにしましょう。
平地競走のみを対象としますので、コースに「芝とダート」を選びます。
設定できたら、「次(選択馬の条件)」をクリックして下さい。
続いて、選択馬の条件を設定します。着順範囲はそのまま(1~1着)で、「1(2)着との着差」の横にある「入力」ボタンをクリックします。
調べる対象が「2着に0.6秒以上の差をつけて勝利した馬」ですので、着差の範囲を「0.6~99.9」と設定し、「OK」をクリックします。
このように設定できたら、「次(検索範囲の指定)」をクリックして下さい。
検索対象期間を設定します。ここでは2005年のはじめまで遡ることにします。
設定したら、「検索実行」をクリックして下さい。
平地競走で2着に0.6秒以上の差をつけて勝利した馬の戦歴データが読み込まれました。
これらの馬の次走成績を表示させるには、「表示(V)→各馬の次走成績を別画面で一覧する」を選びます。
平地競走で2着に0.6秒以上の差をつけて勝利した馬の次走成績が読み込まれました。
ここでは昇級した馬の成績のみを抽出したいので、「項目集計」の右をクリックし、出てきたメニューから「前走クラス」を選びます。
前走データの読み込みが必要ですので、Shift+F11を押下するか、上の「前走読込」ボタンをクリックして下さい。
調べる対象が「今回が昇級戦の馬」ですので、それ以外を除外します。
「同クラス」の部分にカーソルを合わせて「右クリック→該当データを削除する」を選びます。
同様に「降級戦」も削除します。
期間内における平地競走で2着に0.6秒以上の差をつけて勝利した馬の次走成績(昇級戦のみ)を求めることができました。
ここでは例として、前走着差別成績を表示しています(「項目集計」の右をクリックして「前走着差」を選ぶことでこの画面になります)。前走で0.6秒差以上の勝利を収めた馬ばかりを選んだはずなのに僅かに例外があるのは、失格や降着が絡んだ勝利があるためです。
ここからさらに「項目集計」でいろいろな項目を見てみると、参考になる結果が得られます。
たとえば「クラス」を見ると、楽勝後の昇級で通用しやすいクラスとそうでないクラスといったことが分かります。また、「月」を選ぶと、楽勝後の昇級で通用しやすい時期(降級馬との絡みがあるため)なども分かるでしょう。
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