（TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております）

　減量特典の生きるレース条件とは？　ということを調べてみましょう。
　まず、メインメニューから「レース検索」を選びます。

　レース条件を設定します。減量騎手の減量がきくのは平場戦のみですので、クラスを「平場」と設定し、また平地競走のみを対象としますので、コースに「芝とダート」を選びます。
　設定できたら、「次（選択馬の条件）」をクリックして下さい。

　続いて、選択馬の条件を設定します。着順範囲を「１～28着」（「全」ボタンでも設定できます）に設定します。
　ここでは減量騎手の成績のみを抽出したいので、見習マーク欄で「☆1k・△2k・▲3k」を選びます。
　すべて設定できたら、「次（検索範囲の指定）」をクリックして下さい。

　検索対象期間を設定します。ここでは検索開始日から60カ月＝５年分ということで設定しています。
　設定したら、「検索実行」をクリックして下さい。

　減量特典のある騎手の戦歴が読み込まれました。ここでは例として、減量騎手の距離別成績とコース別成績を調べてみましょう。
　減量騎手の距離別成績を調べるには、「項目集計」の右から「距離」を選びます。

　減量騎手の距離別成績を求めることができました。

　若い騎手はペース配分が分からないので不利、などと言われることもありますが、これで実際の成績がどのようになっているのかを確認できるわけです。

　続いて、減量騎手のコース別成績を調べます。「項目集計」の右から「コース」を選びます。

　「複回値」をクリックして複勝回収値順にソートし、サンプル数が少なすぎてもいけないので最少レース機会数を「500」と設定します（「設定」ボタンをクリックすると小窓が立ちあがりますので、そこで設定して下さい）。

　減量騎手のコース別成績（複勝回収値順・減量騎手が平場で500騎乗以上）を求めることができました。

　これを見るとやはりローカルのほうが活躍しやすいのかどうか、減量騎手を買ってみる価値があるのはどのコースか……といったことが分かるわけです。
　他に、項目集計で「調教師」を選ぶと「減量騎手起用で成功することの多い調教師」が分かったりもします。一度戦歴を読み込んだあとに、いろいろな切り口を連想して調べていくのも面白いものです。