(TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております)
まずはいちばん簡単な方法をご紹介しましょう。
メインメニューから「レース検索」を選びます。
レース条件設定画面に移行しましたが、ここでは何も設定せず、「次(選択馬の条件)」をクリックして下さい。
続いて、選択馬の条件を設定します。着順範囲を「1~28着」に設定します(「全」ボタンをクリックすることでも設定できます)。
設定できたら「次(検索範囲の指定)」をクリックして下さい。
検索対象期間を設定します。今回は2009~2010年のデータを見てみることにします。
設定できたら、「検索実行」をクリックして下さい。
これで、期間内に行われた全レースが戦歴として読み込まれました。
「項目集計」の右をクリックして、出てきたメニューの中から「ブリンカー他」を選びます。
これを選んだだけでは、下の画面で分かるように、そのレースでブリンカーをつけていたかどうかに基づく成績の情報はあるものの、ブリンカーの「着脱」に関するデータが示されません。これは、前走に関するデータが読み込まれていないためです。
そこで、前走成績を読み込むためにShift+F11を押下します(右上の「前走読込」ボタンをクリックしてもOKです)。
Shift+F11を押すと(「前走読込」ボタンを押すと)、下のような画面が出て馬データと前走データが読み込まれます。
前走データの読み込みが終わると、「前走も今回も使用」「前走使用で今回不使用」「前走不使用で今回使用」のそれぞれについてもデータが得られました。
続いて、今度はファンのニーズが高そうな「初ブリンカー」についてのデータを見てみましょう。
まずメインメニューから「レース検索」を選び、レース条件設定画面では何も設定せずに「次(選択馬の条件)」をクリックします。
選択馬条件設定画面では着順範囲を「1~28着」に設定し(「全」ボタンをクリックすることでも設定できます)、着順の下にある「ブリンカー着用馬」というチェックボックスがあるので、そこにチェックを入れます。
すべて設定できたら、「次(検索範囲の指定)」をクリックして下さい。
検索対象期間を設定します。ここでは「過去36カ月」ということで検索してみましょう。
設定できたら、「検索実行」をクリックして下さい。
これでブリンカーをつけて走った馬たちの戦歴が読み込まれましたが、「初ブリンカー」ということは同一馬の中のいちばん古い戦歴ということになります。
そこで「編集(E)」→「同一馬データの削除」→「最古データを残す」と選んで、同一馬のいちばん古い戦歴のみを残します。
さきほどと同様に「項目集計」から「ブリンカー他」を選び、Shift+F11で前走データを読み込みます。
「BL使→使」と「BL非→使」に成績の数値がありますが、前者は対象期間より前から続けてブリンカーを使っている馬です。
これらの馬を削除したいので、「BL使→使」にカーソルをあてて、右クリックから「該当データを削除する」を選び、削除します。
対象期間内の初ブリンカー馬成績を求めることができました。
正確には、対象期間以前に「すでにブリンカー装着→外す」という過程を経ている馬がいるのですべてが初ブリンカー馬というわけではありませんが、データ数の比率からいって大きな影響はないでしょう。
ブリンカーは効いたときだけ話題になりがちなので、データを見て実際のところはどの程度効果があるのか、冷静に判断できると便利なのではないでしょうか。
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