（TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております）

　ここでは安藤勝己騎手を例にとり、「安藤勝己騎手への乗り替わり」「安藤勝己騎手からの乗り替わり」の両方について見てみましょう。

　まずメインメニューから「レース検索」を選びます。

　レース条件設定画面に移行しました。ここでは何も設定せずに、「次（選択馬の条件）」をクリックします。

　続いて、選択馬の条件を設定します。着順範囲を「１～28着」（「全」ボタンで設定できます）に設定します。
　さらに騎手を指定するため、騎手欄の横にある「参照」ボタンをクリックします。

　「参照」ボタンを押すと、騎手一覧画面が立ちあがります。
　安藤勝己騎手は既に画面に見えているのでそれを選びます。他の騎手の場合、「関東・関西」「現役・抹消」「頭文字」などのボタンを使って絞り込み、探すことができます。
騎手を選んだら「OK」をクリックします。

　選んだ騎手はこのように設定されます。一度選んだことのある騎手は、次からはプルダウンメニューより選ぶこともできます。
　騎手および着順範囲の設定が完了したら、「次（検索範囲の指定）」をクリックして下さい。

　検索対象期間を設定します。ここでは2005年はじめまで遡ることにします。
　設定できたら、「検索実行」をクリックして下さい。

　安藤勝己騎手の2005年以降の騎乗歴が読み込まれました。
　「項目集計」の右をクリックし、出てきたメニューから「前走騎手」を選んでみましょう。

　「前走成績を読み込んでください（Shift+F11）」というメッセージが出てくるので、指示通りShift+F11キーを押下します。

　するとこのように「前走騎手別成績」が表示されます。これが「安藤勝己騎手への乗り替わり」の調査結果となります。ここで高い勝率や連対率、単複回収値の出ている前走騎手が、「安藤勝己騎手への乗り替わりで期待できるパターン」ということになります。

　「◆乗替り」は乗り替わりになったケース全体の成績、安藤勝己騎手自身や「◆同騎手」は前走から今回へ乗り替わりにならなかったケース全体の成績を示します。
　「◆外→中」は外国人騎手から中央競馬の騎手（この場合は安藤勝己騎手）、「◆地→中」は地方競馬所属騎手から中央競馬の騎手への乗り替わりを示します。

　続いて、「安藤勝己騎手からの乗り替わり」についても調べてみましょう。

　現在、2005年以降に安藤勝己騎手が騎乗した戦歴が読み込まれている状態になっています。
　その状態から「表示（V）」をクリックし、出てきたメニューから「各馬の次走成績を別画面で一覧する」を選びます。

　すると別画面で戦歴が読み込まれます。これが、「安藤勝己騎手が乗った各馬の、ひとつ後のレース」ということになります。
　そこで「項目集計」の右をクリックし、出てきたメニューから「騎手」を選びます。

　出てきた結果が、「安藤勝己騎手から乗り替わりで騎乗したケースの、各騎手別成績」ということになります。
　安藤勝己騎手自身の成績は、乗り替わらなかった場合の成績ということになります。
　さきほどの集計画面と安藤勝騎手の成績が一致しませんが、これは基準にしたレースの成績か、そのひとつ後のレースの成績かが異なるためです。

　騎手の乗り替わりは単純にリーディング順位などで「鞍上強化」などと評されがちですが、回収値も込みにして考えると意外な買いパターンが見つかったりするものです。気になる乗り替わりについては、ぜひ実際のデータを調べてみましょう。