(TARGET frontier JV Ver5.72 Rev011を使用して作成しております)
TARGETでは、戦歴画面で読み込んだレースを起点として、前後一定期間における各馬の成績を調べることができます。
ここではその例として、「2歳新馬勝ちを果たした馬が、3歳末までにあげる成績」について調べてみましょう。
まずは、2歳新馬勝ちした馬たちを戦歴として読み込みます。
メインメニューから「レース検索」を選びます。
レース条件を設定します。ここでは2歳新馬戦のみを対象としますので、クラスを「新馬」、世代を「2歳」と設定します。
設定できたら、「次(選択馬の条件)」をクリックして下さい。
選択馬条件設定画面に移行しました。ここでは勝ち馬のみを読み込みたいので、着順範囲が「1~1着」になっていることを確認したら、「次(検索範囲の指定)」をクリックして下さい。
検索対象期間を設定します。ここでは2006年以降に2歳新馬勝ちした馬を検索します。
設定したら、「検索実行」をクリックします。
2006年以降の2歳新馬勝ちした馬たちの戦歴が読み込まれました。
「表示(V)」→「各馬の前後の特定期間のレースの一覧」→「本レースより後の同年・翌年全レース」を選びます(これで3歳末までの戦歴を読み込めるということになります)。
2歳新馬勝ちした馬たちの3歳末までの戦歴がすべて読み込まれました。
ここから様々な条件で調査を行うことができます。たとえば、「項目集計」の右から「調教師」を選んでみましょう。
これにより、「2歳新馬勝ちした後も好走しやすい=出世しやすい厩舎」や、「昇級後も好配当を出しやすい厩舎」が読み取れます。
戦歴画面を起点に前後の特定期間のレースを読み込むテクニックを覚えると、TARGETでの検索の幅が広がります。ある条件を満たす馬たちが、それ以前にどんな競馬をしていたか、それ以降にどんな競馬をしたか、といったことが分かるようになります。
調べる範囲は前後のレースすべてから、同じ年だけ、同じ年+1年、n走(特定のレース数の範囲)、n走前の1レースのみなど色々と用意されていますので、この機能を使って有益なデータを探し出してみて下さい。
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