時系列オッズに関する機能の設定をします。ダウンロード方法や一般的な表示機能については、リンク先をご覧下さい。
◆時系列オッズCSV形式出力用フォルダ
時系列オッズのCSV形式出力時の初期フォルダを指定します。複数レースの一括出力の場合には、ファイル名も自動的に設定され、このフォルダに出力されます。
◆指定時系列オッズの条件の設定
時系列オッズの中から、特定の条件にマッチする時点のオッズデータを取り出す機能を利用する場合、その条件を指定します。条件はPART 1~PART 4まで最大4つ指定できます。
各条件は変更ボタンを押すと、条件の設定及び変更が可能です。条件は以下の6通りの中から指定できます。
確定・最終オッズ
確定または最終オッズ
前からn番目
ファイルの順番。時系列オッズ画面での表示位置
後からn番目
ファイルの順番。時系列オッズ画面での表示位置
発走n分前
発走時刻からn分前。相対時刻で指定します。なお、締切時刻は、データとしては確認することが難しいため、現状では採用していません。
時刻
絶対的な時刻
売上げn%時
売上げの何%時を指定
前日時刻
前日の時刻
また、後ろ3つの条件の場合には、条件に正確には一致しない可能性がありますので、その場合に取得するデータを指定データ位置で指定します。
指定時系列オッズで指定したデータは、オッズ画面で呼び出したり、または、出力時に指定してファイルとして取り出したりすることが出来ます。また、出力時には、1~4つの条件を複数組み合わせて指定して、複数まとめて取り出すことも出来ます。例えば、朝10時と、発走10分前と、確定オッズの3つをまとめて、CSV形式やJVData形式で出力できますので、特定条件時のオッズの分析だけでなく、その変化の分析にも利用できます。
また、レース検索等からは、ターゲット内で利用しているJVDataの速報オッズ形式として出力することもできますので、検索したレースを対象として、速報オッズを指定した条件のものに揃えることができます。また、オッズ画面では、環境設定・オッズ・買い目で票数から確定オッズを読み込むのチェックを外せば、オッズ画面を開いたときに、この速報オッズデータ優先的に読み込まれますので、過去のレースを表示させた場合でも、例えば10時のオッズを簡単に確認することができるようになります。
◆区間異常値の判定基準の設定
各時系列オッズ画面の区間表示時に、異常投票の可能性のあるものを見つけやすくするため、以下で設定した条件にマッチする場合に、赤色(あるいは金額範囲で色分け)の背景色で表示することができます。
・区間票数の下限値
その間の推定票数がこの値以上であれば条件を満たします。
単純に、何万円以上売れたかどうかということです。
・区間シェアの下限値
その間の売上げシェアがこの値以上であれば条件を満たします。
その間のその馬の売上げの比率が何%を超えたかで判定します。
・区間シェアと累積シェアの比
その間の売上げシェアと、その馬のそれ以前のトータルの売上げシェアの比率で判定します。つまり、その区間で突然シェアが大きくなった馬をピックアップします。ただし、これは細かい動きには敏感になりますが、逆に元々シェアの大きい馬の変化や売上げ規模が大きくなってからの変化は読み取れません。ですので、通常は指定しません。
それぞれ、チェックを入れることで有効になりますが、全てをチェックすると、全てを満たしたときに条件を満たします。
馬券の売れ方は、締め切りに近づくにつれて、規模が大きくなりますので、下限値だけの設定ですと、締め切り直前は全てクリアしてしまうようなことにもなってしまいますので、通常はシェアも指定します。ですが、逆に、例えば、午後のレースの午前中のみを見るような場合には、その方法でも良いかもしれません。
また、各時系列オッズ画面の下部の設定メニュー内に、区間の売上げ金額の範囲別で色分けを指定する機能がありますので、単純に金額の規模や変化だけを見たい場合には、こちらの指定ではなく、その指定だけでも十分に有効です。
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