この画面では、馬データの戦歴データのインデックスファイルの検索に関する処理、及びインデックスの再構築をします。
この画面は、データに異常がある場合にのみ利用しますが、操作を誤ると、データを破損し、ターゲットの利用ができなくなる可能性があります。また、復帰する場合も、フルセットアップをやり直す必要が発生する可能性もあり、時間がかかります。ですので、基本的には、操作手順等をこちらからメールで指示された場合以外には実行しないで下さい。
馬データの戦歴とは、各馬の過去のレースのデータで、JRA-VANのデータでは、各馬の基本となるデータと、各馬の出走してきた成績データは別々に存在し、それらは、血統登録番号をキーとして結び付けられているだけで、その馬が、どのレースに出走していたのかは簡単にわかりません。つまり、膨大な成績データの中から、血統登録番号だけを頼りに全ての成績データを検索して、血統登録番号が一致する成績を見つけ出し、全てを取得して、それを時系列順に並び替えて、初めてその馬の全成績を表示することが可能になります。
ですが、毎回検索していたのでは、とてもじゃないですが、時間がかかりすぎて話になりませんので、ターゲットでは、成績データの登録時に、そのレースIDを各馬ごとに分類し、それをインデックスファイルとして作成しています。つまり、インデックスファイル自体は、競走馬と成績のそれぞれのキーを結び付けているだけで、データそのものではありません。ですので、このファイル自体は、自身が破損しても競走馬のデータと成績データから再構築が可能で、再構築作業自体にダウンロード等のデータの再取得は必要ありません。
◆馬データ戦歴インデックスの検査
ファイルサイズの確認ボタンを押すと、上部で指定された年齢の範囲の馬データ戦歴インデックスのファイルサイズを一覧表示します。処理に時間はかかりません。
インデックスの検査ボタンを押すと、上部で指定された年齢範囲の馬データ戦歴インデックスのファイルの整合性をテストします。ただ、テストは基本的なもので、詳細な内容の調査をするものではなく、ファイル自体に異常があるかどうか程度の判断のみが行なわれます。年齢の範囲によっては処理に時間がかかります。
◆馬データ戦歴インデックスの再構築
この画面の下部にインデックスの再構築ボタンがあり、こちらを押すと、上部の年齢の範囲の馬の戦歴インデックスファイルが一旦全て削除され、その後再構築が開始されます。ファイルは一旦削除されるわけですから、この作業を中断してしまいますと、データが不足した状態になりますので、その状態ではターゲットは正常に動作しません。ですので、この処理自体は基本的に中断はできません。年齢の範囲にもよりますが、処理は1時間から数時間程度かかりますので、必ず時間のあるときに実行して下さい。また、中断した場合も、継続再開はできず、再開は最初からになりますので、時間の無駄になってしまいます。
年齢の範囲を制限しても、成績については、最新のものまで読み込みますので、その年齢が高齢の場合には、対象範囲は絞られませんので、処理に時間がかかります。つまり、年齢の下限の限定は基本的に絞込みの対象とはなりません。
既存ファイルを削除しないにチェックを入れれば、現在の状態からの更新処理となりますので、この場合は、中断しても問題は無く、その状態からもターゲットの利用は可能ですが、ただ、この機能を利用する場合は、戦歴インデックスに何らかの異常がある場合ですので、ファイル自体が破損していますと、更新処理では改善されない可能性があります。ですので、異常を修正したい場合には、必ず既存ファイルを削除するようにして下さい。
また、修正コードの実行ボタンは、メール等で、こちらから手順を指示された場合にご利用ください。それ以外の場合には基本的に利用できません。
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