これらの各画面は、馬データ画面の下部の戦歴エリアに表示されるタブの中で、各着度数を表示している画面で、3種類あります。
各着度数は、この馬の過去の成績を集計します。ただし、成績データが登録されている分だけが対象となりますので、その点を注意して下さい。
また、データが存在すれば、地方や海外での成績も集計対象になりますが、これらのデータは、データとしては項目が未設定だったりと不完全な場合も多く、そのために集計対象にならない場合もありますので御注意ください。
集計用の着順は、初期状態では入線順位が使われます。これは、例えば、1着で降着になったような場合、馬の能力や適性を見る場合には、その1着と降着時の順位とでは、1着の方がデータとしては意味があると考えるためです。JRAの記録としては確定着順が残りますが、過去の記録としての成績ではなく、予想のためのデータとして成績を利用することを目的と考えるためです。ただ、馬データ画面の設定メニューで、着度数の集計に確定着順を利用するように設定することもできます。
馬データ画面の上部に表示されている全成績、芝、芝重、ダの着度数は、その馬の中央競馬での全成績ですが、着度数の各画面の中の数値は、その競走馬が過去に出走してたレースの成績を実際に読み込んで調査しますので、成績データが登録されている分だけの集計となります。よって、成績データが揃っていない場合は、集計値が異なります。また、地方競馬の成績も調査対象になりますので、これが含まれている場合にも上部の着度数とは違った数値になります。
画面左の4と6で、着度数の区分を変更します。着度数2と3の画面では、全/芝/ダートの区分を変更して、集計対象レースを絞ることができます。単/連/複の切り換えで、度数の右の率が、それぞれ勝率、連対率、複勝率(3着内率)の表示に切り換わります。単/複/連の指定のみ、画面を閉じても状態が保持されます。
出馬表モードの場合、各着度数データで、着度数部分が黄色くなっているものは、今回のレースと同じ条件のところです。また、通常モードの場合は、馬データ画面・戦歴エリアでカーソルがある位置のレースと同じ条件の部分になります。集計項目も、それらを基準とした項目に自動的に変化する箇所もあります。
馬データ画面で、表示限定機能を利用している場合には、この着度数も限定されたデータのみを対象として集計されます。
着度数1画面
右側にベストタイム、及びベスト補正タイムが表示されます。括弧内は上がり3Fタイムで、ベストタイム計時時のものです。また、その右には、そのタイムを出したときの場所と着順が表示されます。
その下の連対体重は、連対時の馬体重の範囲です。
レース数の多くない距離の場合、距離別の集計では、当該コースの距離が集計対象項目とならない場合がありますが、その場合は当コースの項目に反映されています。
PCI別の集計のレンジ及び基準値については、設定メニューのPCI別集計のレンジを指定するで設定の変更が可能です。設定した内容は戦歴レース検索のPCI別の集計及び前走PCI別の集計のレンジにも反映されます。
着度数2画面
騎手別の着度数では、最上位には今回騎乗の騎手の成績が表示され、以下は着度数順に5人まで表示されます。枠別の着度数では、内・中・外枠の区分は、それぞれ25%・50%・25%です。
クラス別及び上下クラス別の度数には、地方競馬での成績は含まれません。中央競馬だけの成績になります。
着度数3画面
休み明けの別の着度数は、前走から10週以上の間隔がある場合を休み明けとしています。また、デビュー戦は休み明けとしては扱っていません。
人気別の穴傾向表示については、過去に穴をあけたことがあるかどうかで判定しています。
この画面では、馬データ画面の各機能も利用できます。
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