各画面は、馬データ画面の下部の戦歴エリアに表示されるタブの中で、各着度数を表示している画面以外の画面です。着度数の画面については、こちら(馬データ画面・戦歴エリア・着度数画面)をご覧下さい。
画面内のタブで複数の画面に切り替えることが出来ます。各タブは、表示される項目が違いますが、基本的にはその馬の戦歴を、上部1行目から、新しいものから順に表示しています。全レース数は画面最下部に、現在のカーソル位置とともに表示されます。
過去の成績は、データがある限り全て表示可能です。フルセットアップが完了して、全てのデータが登録してあれば、1986年以降であれば、全成績が表示されます。過去の成績をダブルクリックすると、その成績画面が開きます。地方(地方成績画面)や海外(海外成績画面)のレースでも同様に開くことが出来ます。出馬表から馬データを開いている場合(出馬表モード)は、ここから開く成績画面では、そのレースに出走している他の馬が緑色の背景色で表示されるようになっています。
通常モードの場合(成績データから馬データを表示させたような場合)は、その元になった成績データのレースの日付が赤色で表示されます。
表示限定機能を使用すると、画面下部パネルを操作することで、様々な条件で過去の成績の一部をマスクして表示することが可能です。表示を限定した場合、各着度数画面でもその限定条件は有効になります。
この画面では、馬データ各画面の機能も利用できます。各出力の機能についても、そちらを参照して下さい。
◆各タブ内容
戦歴1タブ
戦歴の基本的な項目を表示します。
戦歴2タブ
各レースの1着馬名が表示されます。調教師や馬主の履歴も表示され、転厩や馬主の変更も簡単にわかります。また、出馬表で外部指数の表示が設定されている場合には、過去の指数の履歴も表示されます。他では、レースの限定条件等も一覧できます。
タイムタブ
各レースのその馬のタイムや上りタイム、上り順位、Ave-3F等、PCIや各速度データが表示されます。設定メニューにより、速度は時速と秒速とで表示を切り換えることができます。
ラップタブ
各レースの通過タイム、上がりタイム、ラップタイムが表示されます。それぞれ、レースの値、つまりは逃げ馬等が計時したものですので、当該馬の数値というわけではありませんのでご注意ください。これ以外にも、3F,4F,5Fの通過ラップ及び上りラップタイムがそれぞれ単独の項目としてありますので、必要な場合には、ユーザー設定タブで設定してご利用ください。
配当タブ
当該馬が馬券に絡んだ場合の各馬券の配当等を表示します。
全コメントタブ
全コメントが一覧できるようになっており、各コメントの有無が簡単に確認できます。また、出力に利用すると、全コメントをまとめて出力できます。コメントがある欄にカーソルを移動すると、コメントの全内容がポップアップされます。コメント欄をダブルクリックすると、内容の確認や編集が可能です。
各コメントタブ
結果コメント、予想コメント、レースコメント、KOL関係者コメント、KOL次走へのメモの各コメントタブがあり、それぞれのコメントが表示されます。コメントがある欄にカーソルを移動すると、コメントの全内容がポップアップされます。コメント欄をダブルクリックすると、内容の確認や編集が可能です。
全てタブ
全項目があり、ユーザー設定用のタブで項目設定する場合に、実際の項目の内容等を確認できます。また、表示順の初期値としても使われます。
★1~★6タブ
タブの右側にある★1~★6のユーザー設定用のタブでは、項目のレイアウトを任意に行なうことが可能です。各タブを開くと、画面右上に項目設定ボタンが表示されますので、そちらを押すと、項目選択画面が開き、各項目の表示の有無や順番を変更することができます。また、画面に表示中の項目については、右クリックで非表示にすることもできます。
設定内容は自動的に保存されますが、同時に別の馬データ画面を開いていると、後から閉じた方の設定内容が保存されますので、閉じる順序によっては、せっかく設定した内容が無効になってしまいます。項目のレイアウトを行なう場合には、基本的には他の馬データ画面を閉じてから行なうようにして下さい。
画面のレイアウトと同じ内容でHTM形式及びCSV形式の出力ができますので、出力用として項目をレイアウトすることも可能で、任意のフォーマットで出力することができます。また、出力用として、各種のコード等も項目にありますし、また、こちらも任意にレイアウト可能な馬データエリアを前後等に付加できますので、より自由度の高い出力が可能です。また、出馬表画面からは、出走全馬を対象として、一括して任意の出力を行なうことが出来ます。出力メニューや設定については、馬データ画面についてのメニューのテキストファイル出力の欄を参照して下さい。
戦歴エリアの着度数タブを除く全てのタブは、その画面のイメージ通りにHTM形式またはCSV形式で出力することができます。ですので、任意のレイアウトで出力したいような場合には、ユーザー設定タブで自由にレイアウトし、それで出力して下さい。また、出馬表からは、出走全馬の出力を一括して行なうことも可能です。
着度数タブを除くタブでこの画面を閉じた場合、次回馬データ画面を開いたときは、その画面が最初に開きます。画面によっては読み込むデータの内容が増加しますので、読み込む項目が多い画面から開く設定になっていると、画面を開く速度が遅くなる可能性があります。戦歴1のタブの画面が最速で、気になるような場合には、設定メニューで、常に戦歴1から開くように設定することも可能です。通常データ以外で別に読み込むデータとしては、1着馬名、調教師、馬主、各レースタイム、各配当、各コメント、外部指数です。ユーザー設定タブでこれらの項目を設定すると、同様にデータを読み込みます。
◆戦歴表示項目
間は各レースのレース間隔(週数)で、10週以上の場合は緑色、26週以上の場合には赤色の背景色で表示されます。
出馬表モードでは、今回のレースと同じ競馬場の場合、開催の背景色が黄色で表示されます。また、さらに同コースの場合には、芝・ダと距離も背景色が黄色で表示されます。
設定メニューで、牝馬限定戦のレース名を赤色で表示するにチェックが入っていると、牝馬限定戦のレース名が赤色で表示されます。
出馬表モードでは、その出馬表のクラスと距離で補正された補正タイム「補」が各成績の行に着色して表示され、また、通常モードの場合は、1000万下のクラスを基準として、その行のレースの距離で補正された補正タイム「補9」が黒色のみで表示されます。
戦歴内の地方や海外での成績で、騎手名が緑色(初期値/変更可能)で表示されている場合がありますが、これは元になっているJRA-VANのデータに騎手コードが含まれていない場合です。このような場合は、元のデータをほぼそのまま表示しています(ただし全角4文字以内)。
ハンデ戦の場合、斤量が青色で表示されます。
馬場状態が稍重、重、不良の何れかの場合、タイムが青色で表示されます。
3Fとは、レースの上がり3ハロンのタイムですが、古いJRA-VANのデータには、この数値が入っていないものもあります。また、降雪等で計測不能というケースもあります。また、そのレースの中で、最高速の馬が黄色、2番目の馬が青色、3番目の馬が緑色の背景色で表示されます。また、33秒台は赤、34秒台は青色の文字で表示されます。ただし、データ不足等で順位がわからない場合は、灰色で表示されます。
Ave-3Fとは、レース全体のタイムから上がり3ハロンのタイムを引いたタイムを、その残りの距離で割って3ハロン分に換算したものです。つまり、上がり3ハロンの位置までの前半の3ハロン平均タイムになります。速度は距離をタイムで割ったものですから、この前後2つの数値の比較だけで、速度の変化がわかります。つまり、その位置の前後でどの程度のスピードの差があったのかということを判定しやすくしてあります。33秒台は赤、34秒台は青色の文字で表示されます。
JRA-VANのデータにはテンの3ハロンのタイムデータはありませんが、1200mという距離であれば、このAve-3Fという数値はテンの3ハロンのタイムと一致します。そして、この数値は前半部分の平均値ですから、1200m付近の距離であれば同様にテンの3ハロンタイムと同様の扱いをすることも可能です。
障害戦の場合、上がり3Fの部分は、1Fの平均タイムの値になります。
-3F差とは、上がり3ハロンの地点での先頭馬とのタイム差です。値によって色分けされています。
ブリンカーの表示は、その成績データが新仕様のデータで登録されている場合に限ります。ですから、登録されている成績データにょっては、Bの表示か付いていなくても、ブリンカーを付けていた可能性もありますのでご注意下さい。
通過順は、逃げた場合に赤、先行した場合に青色で表示されます。
ラップ画面等にあるラップタイムや通過・上りラップタイム、あるいは上り3F,4F,5Fの通過・上りタイムの項目は、全てレースのタイムになります。つまり、これはそのレースで先頭を走っていた馬のラップタイムということで、本馬のタイムとは直接は関係ありません。また、ハロン数が端数の場合、通過タイムが端数ハロンで計測されてしまいますので、比較しにくい値になります。このような場合には、設定メニュー内の端数ハロンレースのラップを補正表示するにチェックを入れると、比較しやすい値に補正されます。
速度が表示されている各項目は、設定メニューで時速(km/h)と秒速(m/s)の表示の切換が可能です。また、時速換算で、62km/h以上で1km/h増加するごとに赤色表示が3段階で濃くなります。
PCIは、好走したと判定された場合に*が付き、赤色で表示されます。
また、PCI3は、そのレースの上位3頭の馬のPCIの平均値で、その馬のデータではなく、ラップタイムと同様にレース全体のデータですのでご注意ください。この数値は、そのレースのペースを推測できる指標になります。初期設定では、色分けにより、赤がハイペース、黄色が平均ペース、緑色がスローペースと推定されたものです。
RPCIは、そのレースのPCIで、その馬のデータではなく、レースのラップタイムから算出したものです。この数値も、そのレースのペースを推測できる指標のひとつです。初期設定では、PCI3と同区分で色分けにより、赤がハイペース、黄色が平均ペース、緑色がスローペースと推定されたものです。
外部指数(A~D)及び外部指数順位(A~D)は、環境設定の外部指数の設定で、馬データ画面用に表示が設定されているもの(A~D)が自動的に選択されて表示されます。
R最速3F/着とは、そのレースでの一番速い上がり3Fのタイム値と、その上りタイムを出した馬の着順です。
騎齢とは、レース時の騎手の年齢です。背景色が黄色で表示されている場合には、レースの日が誕生日及びその前後の日であることを意味しています。また、水色で表示されている場合には、誕生日が1週間以内にあることを意味しています。
◆右クリックメニュー
この項目を非表示にする
ユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)の場合、カーソルのある項目を一時的に非表示にします。戻す場合には、項目レイアウト設定で、同項目にチェックを入れてください。
左端固定項目数を一時的に変更する
項目数が多く、画面が横スクロールする場合があるときに、画面の左端でスクロールしない項目数を一時的に指定・変更できます。画面を切り替えると、リセットされます。
この画面の項目レイアウトを設定する
ユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)の場合、項目選択画面を開き、その画面の項目のレイアウトを設定します。
この画面の項目レイアウトをユーザー設定にコピーする
現在表示中の画面の項目レイアウトを、指定したユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)にコピーします。
この画面の項目表示順を初期値に戻す
ユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)の場合、項目の内容を所定の初期値に戻します。初期値はタブごとに違います。
このレースのインターネットリンク
レース用のインターネットリンクが設定されている場合に、このメニューが表示されます。右クリックしたレースの条件等をキーとして、インターネット内にダイレクトにリンクして呼び出すことができます。
このレースの映像をレーシングビュアーで表示
環境設定の指定でレーシングビュアーの使用を可能にしている場合に表示され、登録手続きが済んでいれば、レースの映像を再生することが出来ます。
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