この画面では、過去のWIN5データを一覧表示等します。データは、通常1回のWIN5で1行のデータになります。現状では、本日から過去にさかのぼり、2011年4月24日のWIN5開始日までのデータが全て読み込まれます。
本画面は、メニューパネルのWIN5データボタンや、仮想5重勝オッズ画面内の過去WIN5ボタンから開くことが出来ます。
画面を開いた時点で、WIN5のデータが未登録や古いデータが欠落している場合には、登録するかどうかを尋ねてきますので、「はい」を選択すると、過去のデータが全て登録されます。なお、現在のバージョンでは、通常のデータ登録時等にWIN5のデータも自動的に登録されますので、過去のデータについては一度登録すればそれ以降は問題ありません。
◆基本的な機能
上部の表内をクリックすると、当該日の配当データや該当する5レースのデータが下部に表示されます。
上部の表の最上部の各項目をクリックすると、各項目に該当するデータの内容でソートされます。現在のソート状態は上部に表示されます。
上部の集計ボタンを押すと、各票数や配当の合計値や平均値及び、人気別の出現回数、出現比率が表示されます。また、表内が範囲選択されている場合には、その選択された行のみを対象とした集計結果も続いて表示されます。
上部の表には複数のタブがあり、★の付いたタブを開くと、★項目設定ボタンが表示され、項目選択画面で、表示する項目を選択したり、順序を入れ替えて、任意のレイアウトの表を作成可能です。
また、上部の出力ボタンやF8キーを押すと、出力メニューが表示され、画面イメージCSV形式を選択すると、そのときに表示されている画面の内容に近いイメージでCSV形式出力可能です。ですので、★タブについては、画面で表示するだけでなく、出力用としてレイアウトして利用することで、任意のフォーマットで出力できます。
また、上部の表については、マウスでドラッグすることで範囲選択が可能です。選択した範囲内のみCSV形式等で出力することも可能です。
・個々のレースに関する項目をダブルクリックすると、そのレースの成績画面が表示されます。また、馬名や騎手名、調教師名をダブルクリックすると、それぞれのデータ画面が表示されます。
◆項目の説明
・レース名、クラス名は、赤色はG1、青色はG2、G3、他は黒色で表示されます。また、ハンデ戦の場合には、レース名の背景色が薄緑色で表示されます。
・返還の表示は、返還がある場合だけでなく、WIN5発売前に取消馬がいたような場合にも表示されます。これは現在のJRA-VANのデータの仕様ですので、こちらが変更されない限りはこの仕様になります。また、JRA-VANのWIN5データは、Data Labの仕様として返還票数の項目がありませんので、返還があった場合の返還票数についてはわかりません。ですので、総票数を基にして計算した各値については、返還された票数がある場合には、それらの各計算値は正しくない可能性があります。特に総票数に対して返還票数の割合が大きくなればなるほど各計算値の誤差が大きくなりますのでご注意下さい。
・平人とは平均人気のことで、各回の5頭の馬の人気の平均値です。
・日付Sは、環境設定の基本環境・各項目で書式を選択できます。
・頭1~5/フル、頭/FGは、各レースの頭数及び各レースのフルゲート頭数です。頭数がフルゲート頭数の場合には、黄色の背景色で表示され、1頭少ない場合には、水色の背景色で表示されます。ただし、フルゲート頭数は新コース等の場合には不明だったりしますし、、また開催前に変更されたり、レースによっては例外が認められる場合もありますので、表示されいる数字が必ずしも正しいとは限りません。
・組数率とは、全てが18頭立てだった場合の組み合せ数の1,889,568通りに対するその回の組み合せ数の比率です。ですので、最大値は全て18頭立てだった場合の100%になります。
・上乗率とは、前回からのキャリーオーバーがある場合に表示され、その回のキャリーオーバーを含めない場合の配当額に対して、キャリーオーバー分が何%を占めるのか表した数値です。つまり、キャリーオーバーによって、配当が何%上乗せされるのかを表す数値です。上限の2億の場合を除いて、総票数が決まった時点で、配当額の多少に関わらず配当額に対するキャリーオーバー額の比率は基本的に常に一定になります。
・キャリー上乗額とは、前回からのキャリーオーバーがある場合に表示され、今回の配当内のキャリーオーバー分の額です。つまり、キャリーオーバーが無かったら、その分だけ配当額が減ることになります。
・期待値とは、配当の総額に対しての総売上げの率です。キャリーオーバーが無いと、これは常に0.738(いわゆる75%)となり、灰色で表示されます。キャリーオーバーがあると、その分が配当額に追加されますので、この数値が0.738より大きくなります。売り上げ額に対して、キャリーオーバー額の比率が大きければ大きいほど、この数値が高くなり、逆に売り上げが大きくなればなるほど0.738に近づいていきます。この数値が1.000を超えてあれば、ギャンブル的には参加するだけでお得な賭けということになります。もちろん、WIN5は極端に的中率の低い馬券ですので、簡単には期待値に収束することはありません。ですが、ギャンブルの基本としては重要な数値になるかと思います。
・単コロ配とは、5頭の単勝を単純にかけた値を配当額として表示した値です。小数点以下も含めた数値ですので、実際に転がした場合とは多少ことなります。
・単コロ比とは、単コロ配に対する配当額の比率です。単コロ値は、実際にその通りに単勝を転がせるかどうかは別として、理論的には賭けとして存在する値になりますので、控除率の差考慮すると、こちらはWIN5の想定配当の下限値として捕らえることも可能で、通常はこの比率が1.00を割る可能性は低く、もし割ったとすれば、極端な例ということになります。
・想定配当とは、単勝オッズから控除率を考慮して逆算したWIN5のオッズです。通常は、単コロ配の2.3倍程度の額になります。こちらは単勝額からの理論値で、この額と比較して、実際の配当が大きければ大きいほど理論的にはお得な配当だったということになります。逆に低いと、理論値よりもその目が多く買われ、人気が過剰気味だったという判断が可能です。
・人気度数とは、5頭の馬の人気を、1~5番人気までそれぞれと6番人気以下の各頭数を並べて表示したものです。
・人気順人気とは、5頭の人気を人気順に並べ替えて表示したものです。
・最小オッズとは、5頭の中で一番小さいオッズです。
・最大オッズとは、5頭の中で一番大きいオッズです。
・単シェア和とは、5頭の単勝シェアの合計値です。
・単支持1~5とは、各馬の単勝の支持率=売上げシェアです(ただし、現状ではオッズからの逆算値ですので実際の値とは多少の誤差があります)。
・推支持1~5とは、WIN5の票数の推移から算出した各馬の推定支持率です。ただし、残った票数内での支持率ですので、1戦目の値は正確ですが、2戦目以降は、その数値が全体と一致するかどうかわかりません。特に票数が減ってくると、その中での支持率ということになりますので、場合によっては極端な値になったり、単勝の支持率とはかけ離れた値になる可能性もあります。
・推定単1~5とは、各馬の推定支持率を基にして計算したオッズです。単勝オッズと比較することで、単勝より買われていたのかいなかったのか等の判断が可能です。
・単勝オッズと推定単勝を比較して、小さい値の方が薄赤色の背景色で表示されます。
・単勝支持率と推定支持率を比較して、大きい値の方が薄赤色の背景色で表示されます。
・馬印1~8は、5頭に付けた馬印を並べて表示したものです。この項目でソートした場合には、5頭分の印の優先順位の合計値によってソートされます。
・外部指数1~4順及びマイニング順、対戦型マイニング順は、5頭の各指数の順位を並べて表示したものです。この項目でソートした場合には、5頭分の順位の合計値によってソートされます。
【注意】
本文中でも説明していますが、返還の表示は、返還がある場合だけでなく、WIN5発売前に取消馬がいたような場合にも表示されます。これは現在のJRA-VANのデータの仕様ですので、こちらが変更されない限りはこの仕様になります。また、JRA-VANのWIN5データは、Data Labの仕様として返還票数の項目がありません。ですので、返還があった場合の返還票数についてはわかりません。ですので、総票数を基にして計算した各値については、返還された票数がある場合には、それらの各計算値は正しくない可能性があります。特に総票数に対して返還票数の割合が大きくなればなるほど各計算値の誤差が大きくなりますのでご注意下さい。
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