この画面では、特定の日や期間の坂路調教データを一覧表示したり、特定の馬や馬グループの坂路調教データを一覧表示します。坂路調教データの仕様等についてにはこちらをご覧下さい。

　画面上部の各項目名をクリックすると、その項目でソートできます。ただし、画面を開いたときには、馬名等のデータは画面表示分しか読み込まれていませんので、馬名や収得賞金、調教師名等でソートすると、馬の数が多いと処理に時間がかかる場合があります。ただし、このケースでは、画面上部に中止ボタンが表示されますので、ソート等の処理を中止することができます。また、一度これらの項目でソートしてしまえば、次回からはどの項目でソートしても高速に処理されます。また、日時や各タイム等の項目でソートする場合には処理に時間はかかりません。

　特定の日付を指定してこの画面を開いた場合には、画面上部に前日・翌日ボタンが表示され、前後の日付に移動できます。

　また、特定の期間や特定の馬、あるいは出馬表から開いた場合には、画面上部に過去１週間分追加ボタンが表示され、さらに過去１週間分のデータを追加することができます。また、そのまま延々とさかのぼることも可能です。その右側の▼ボタンを押すと、30日～365日までのデータのさかのぼりが１回で行なえます。

　画面上部の場所限定ボタンで、美浦・栗東・全てを選択表示することができます。

　画面上部の年齢限定ボタンで、２歳・３歳・全てを選択表示することができます。

　画面上部のクラス等による限定のドロップダウンリストで、クラスごとや未出走馬、未登録馬等での選択表示することができます。

　また、未登録馬のデータがある場合、読み込んだ時点では血統登録番号しか表示されていませんが、画面上部の未登録馬読込ボタン(F4キー)を押すと、馬名として母名が表示されます。また、未登録馬のデータ、つまりは産駒データには調教師という項目もありませんので、その代わりとして調教師名欄には
父名が表示されます。他には性別が表示されます。この処理も頭数が多いと時間がかかる場合があります。未登録馬のみを確認したい場合には、収得賞金順でソートして下さい。最下段に表示されます。

　出馬表分析や出馬表レース選択画面から、この画面を開いた場合には、その馬が出走するレース名や条件等が関連データとして表示されます。また、馬データ検索から一覧した場合には、馬主名が関連情報として表示されます。

　坂路調教のタイムは、追い切りと呼ばれるハードなものから、単なる準備運動のような軽いものまで、全てのデータが読み込まれていますので、用途によってはその全てのデータが必要ということはありません。画面上部の好タイムのチェックボックスとLAPボーダーのチェックボックスで、指定したタイム以内の調教データのみをピックアップすることができます。各タイムの指定は、画面上部の調教設定ボタン(F11キー)を押して、環境設定の坂路調教のところで指定することができます。

　好タイムの指定では、ひとつでもその指定したタイム以内の数値が出ていれば、データとして選択されます。ですので、例えば、単純に栗東の坂路51秒台以下という指定をしたい場合には、4Fのところに51.9を指定し、他を全て0.0にして下さい。そして、画面内で栗東のみの選択表示にすれば、栗東の坂路52.0未満のタイムの馬の調教データのみが選択されます。

　各データを右クリックすることで、その日の調教一覧画面に切り換えたり、その馬の時系列の調教一覧画面に切り換えたり、また各馬の馬データや血統表や調教師データ画面を表示することが出来ます。

　出力ボタン(F8キー)を押すと、坂路調教データをCSV形式およびHTML形式で出力することができます。HTML形式は基本的に画面と似た形式になります。ユーザー設定CSV形式では、同メニュー内から項目の内容や順番を指定することが出来ます。また、どちらも選択状態、ソート状態がそのまま反映されます。

　表示メニューの全選択馬を馬データ検索に送る(F7キー)を実行すると、画面内に表示されている馬を
馬データ検索画面で一覧表示できます。一括してチェック馬に登録したり、コメントを変更したりすることが可能です。また、画面内を右クリックした場合にも同様に、カーソル以上・以下の馬を馬データ検索画面で一覧できます。こちらを利用すれば、特定のタイム以上の馬を馬データ検索で一覧して、まとめてチェック馬に登録するというようなことが可能になります。また、どちらも馬名だけを一括してクリップボードにコピーすることもできます。

　調教師データ画面からは、調教師ごとの坂路調教をまとめて一覧することができます。


◆出馬表モード

　出馬表から開いた場合は、出馬表モードになり、出走馬ごとに表示を切り換えたり、全馬を一覧したりすることができます(全馬ボタン)。また、馬名右側の馬印のボタンで馬印を設定することもできます。

　出馬表モードでは、馬名の前に馬番が表示され、全馬を表示している場合、馬名でソートすると、馬番順に並びます。また、全馬を表示している場合には、↑↓ボタンより馬名の切り換えや馬名選択のドロップダウンリストは機能しませんが、各行をクリックすると、その馬名がそこに表示され、馬印等の設定・表示は可能です。

【注意】
　どちらのモードでも、調教師名や収得賞金額は、その日の時点のものではなく、その馬の最新の状態のものが表示されますので、ご注意ください。また、CSV形式出力時の馬主名も同様です。