出馬表の各画面には、複数のタブが存在し、それらを切り換えることで、様々なデータを表示することができます。また、タブ自体や表示項目を自由に設定することも可能で、自分の予想法や評価法に合った内容のデータのみで画面を構成することで、より効率的に各データにアクセスできます。
各タブをクリックするか、スペースキーを押すと、タブが切り換わり、画面の表示内容が切り換ります。また、Shift+スペースキーで、逆順に切り換わります。
◆タブ表示のカスタマイズ
各タブの表示順や表示の有無は、画面右上の画面換ボタン横の▼内メニューのタブの表示順・表示の有無を変更するで変更できます。
出馬表画面には、ユーザー設定タブ画面を含め、以下で説明する多数のタブがありますので、必要なもののみ選択することで効率的に表示の切り替えができます。また、非表示にしたタブについても、この画面換ボタンで全てのタブの画面に切り換えられます。また、そこで選択した非表示タブは、一時的にタブの右端に追加されますので、他のタブとの行き来もスムーズに行なえます。ただし、基本タブは左端に固定されています。
また、タブの表示位置や形態も同ボタン横の▼内メニューで切り換えることが出来ます。
同メニューからタブ表示順等の初期化も可能ですが、初期値は、過去のTARGET frontier JVを継承したものになっています。
◆各タブの内容
基本データタブ
そのレースの各馬の基本的なデータ等が表示されます。
補正タイムタブ
各馬の過去の各レースでの補正タイム等のデータを色分けして一覧表示します。各馬の能力やレース全体のレベルの概要が簡単にわかります。また、様々な条件で表示を絞り込んだり、表示項目を切り換えたりすることもできます。
クラス別着順タブ
各馬の過去の各レースでの着順をクラス別に色分けして一覧表示します。各馬がどのようなクラスのレースを辿ってきたのか、近走の成績等の概要が簡単に把握できます。また、様々な条件で表示を絞り込んだり、表示項目を切り換えたりすることもできます。
血統タブ
各馬の各血統やチェック種牡馬及びそのタイプ名等を一覧表示します。
着度数タブ
各馬の中央全成績、同騎手成績、全芝・ダ成績、同距離成績、同場所成績、同コース成績、同クラス成績の着度数が表示されます。また、過去に人気薄で好走したことがある場合には穴傾向が表示されます。
ローテーションタブ
各馬の過去の成績が、週単位の欄で表示され、レース間隔等が一覧で把握できます。また、表示項目の切り換えも可能です。
TGXタブ
各馬の過去の補正タイムを所定の条件で集計した各数値が表示されます。当該馬の能力等の把握が可能です。
各コメントタブ
予想コメント、前走結果コメント、結果コメント、馬コメント、チェック馬コメント、前走KOL関係者コメント、前走KOL次走へのメモ、騎手コメント、調教師コメントの各コメントタブがあり、それぞれのコメントが表示されます。コメントがある欄にカーソルを移動すると、コメントの全内容がポップアップされます。コメント欄をダブルクリックすると、内容の確認や編集が可能です。ただし、前走の各コメントはこの画面では編集できません。
全コメントタブ
全コメントが一覧できるようになっており、各コメントの有無が簡単に確認できます。コメントがある欄にカーソルを移動すると、コメントの全内容がポップアップされます。コメント欄をダブルクリックすると、内容の確認や編集が可能です。ただし、前走の各コメントはこの画面では編集できません。
前5走A
過去走項目を5走分配置した内容になります。過去走はユーザー設定可能な過去走(A)を利用していますので、この過去走(A)の内容を変更することで、この画面の過去走の内容を変更することも可能です。変更は、画面右上の項目設定ボタンを押してください。
★補正タイムタブ
カスタマイズ可能な補正タイムタブで、補正タイム項目以外、通常の★付きタブと同様にカスタマイズ可能です。
★クラス別着順タブ
カスタマイズ可能なクラス別着順タブで、クラス別着順項目以外、通常の★付きタブと同様にカスタマイズ可能です。
★着度数タブ
カスタマイズ可能な着度数タブで、着度数項目以外、通常の★付きタブと同様にカスタマイズ可能です。
★TGXタブ
カスタマイズ可能なTGXタブで、全ての項目を★付きタブと同様にカスタマイズ可能です。
★ローテーションタブ
カスタマイズ可能なローテーションタブで、ローテーション項目以外、通常の★付きタブと同様にカスタマイズ可能です。
★1~★20タブ
★1~★20のユーザー設定タブ画面では、全ての項目のレイアウトを任意に行なうことが可能です。各タブを開くと、画面右上に項目設定ボタンが表示されますので、そちらを押すと、項目選択画面が開き、各項目の表示の有無や順番を変更することができます。また、画面に表示中の項目については、右クリックで非表示にすることもできます。
このタブでけでなく、★付きのタブについては、その表示画面内での右クリックのメニューで、タブ名を変更することができます。タブ名は、全角で10字(半角で20字)以内です。入力した名前の頭には★が自動的に付きます。また、何も入力しないと、元の名前に戻ります。タブ名の変更は、タブだけでなく、基本的には全てのメニュー等にも反映されます。
項目やタブ名等の設定内容は自動的に保存されますが、同時に別の出馬表画面を開いている場合は競合しないように注意して下さい。できれば項目のレイアウト等を変更する場合には、他の出馬表画面を閉じてから行なうようにして下さい。
選択項目内の1走前や1~5走、1~n走等の項目は過去走項目と呼ばれ、それぞれ(A)~(J)の10種類が存在します。過去走項目は、それぞれまた別の項目設定画面で項目を設定します。つまり、過去走の項目のレイアウトとして、(A)~(J)の10種類を設定することができ、その設定した過去走を、通常の項目設定でレイアウトするということになります。過去走項目は、1走前のように単独のものから、1~3走のように、自動的にリピートされるもの、または1~n走のように、60走まで指定してリピート可能な項目があります。1~n走のn値は、画面換ボタンの横の▼内メニューで、(A)~(J)のそれぞれごとに指定できます。
過去走項目は、通常の競馬新聞のように複数の項目を並べたりするというレイアウトだけでなく、特定の項目だけを何戦も並べて、その推移を見たりするようなレイアウトもでき、様々な使い方が可能です。
過去走項目がある★タブで項目設定ボタンを押すと、すぐに項目選択画面には行かず、現在のレイアウトの変更か、あるいはその画面内の過去走項目の変更かを選択できます(複数ある場合には複数表示されます)。また、同ボタン横の▼内メニューからは、全ての過去走項目を選択して変更できます。
また、通常の項目と全ての過去走項目を展開した状態(画面表示時の実際の項目数)での最大項目数は、1000件以内に限定されています。
◆各項目の解説
設定メニューの無効項目の表示を抑制するにチェックが入っていると、f各オッズ、人気、馬体重関係、各指数等の項目については、データが無いと項目自体が表示されなくなります。また、この機能は、通常のタブと★ユーザー設定タブでは動作が異なります。また、一部の項目は、設定メニューでデータがある場合でも表示しないように指定できます。
ユーザー設定タブであれば、各項目の表示の順番や表示の有無を設定できます。ただし、出馬表内では補正タイム画面やクラス別着順画面、TGX画面、ローテーション画面、着度数画面の各画面の右側エリアのように単独でスクロールするエリアの項目はカスタマイズには含められません。ですが、これらの項目にすそれぞれに該当するユーザー設定画面があり、それらの画面の左側のみをカスタマイズすることはできます。それに加えて、タブの表示順や表示の有無を設定することで、現在ある規定の上記の画面の左側部分をカスタマイズしたのと同じように扱えます。
馬印[印,M2,M3]
馬印は1~3の3つあり、利用するかどうかは環境設定で設定できます。各印の表示色や印2,3の名前を設定することもできます。ただし、馬印1を利用しないように設定することはできません。また、他の画面も含め、馬印1のみが有効な機能もあり、それらに合わせて用途を決めてください。この画面でも「消」マークによる薄表示機能は馬印1のみが有効です。各馬印をダブルクリックすると、その馬印を設定・変更できます。
騎手[替騎手,騎手]
騎手名の前に*が付いている場合は、その騎手が乗り替りであることを表しています。騎手名をダブルクリックすると、その騎手の騎手データ画面が表示されます。
調教師 [調教]/馬主/生産者
調教師名、馬主名、生産者名の前に*が付いている場合は、それらに該当する馬がこのレースで2頭以上出走していることを表しています。調教師名を、馬主名、生産者名をダブルクリックすると、それぞれ、調教師データ画面、馬主データ、生産者データが表示されます。
性齢
性齢の背景色が黄色で表示されている場合、その馬が今回のレースから去勢されてセン馬になったことを意味しています(去勢初戦)。ただし、特別登録等からの仮想出馬表として開いている場合、JRA-VANのデータ提供のタイミングによっては、競走馬データが更新されていないケースもありますので、そのような場合には正常に判定されない可能性があります。基本的には、馬データ画面の性別の推移でご確認ください。また、再現処理無しで過去の出馬表を開いている場合には、基本的には判定されません。
また、性齢の背景色が水色で表示された場合には、その馬が4歳の降級馬であることを意味しています。ただし、判定の正確性を確認するため、現在本機能はテスト中ですので、利用される場合にはご注意ください。降級の判定は4歳の間のみ行なわれます。なお、去勢初戦と重なる場合には、降級表示が優先されます。
馬記号
(地)、(外)等の馬記号が表示されます。
また、このレースが転厩後の最初のレースの場合には、水色地で転厩初戦と表示されます(表示幅は最大馬記号幅に限定されます)。この場合、その馬に馬記号がある場合には、馬記号が水色地で表示されます。つまり、この項目が水色の場合には、転厩初戦ということになります。ただし、前走が地方のレースの場合には、転厩かどうかを正確に判定できない場合もありますのでご注意ください。また、特別登録等からの仮想出馬表として開いている場合、JRA-VANのデータ提供のタイミングによっては、競走馬データが更新されていないケースもありますので、そのような場合にも正常に判定されない可能性があります。基本的には、馬データ画面でご確認ください。
また、再現処理無しで過去の出馬表を開いている場合には、基本的には判定されません。
血統名[父,母,母の父,母の母,父S,母父]
チェック血統タイプ名[父タイプ,母父タイプ,父TP,母父]
いずれかの血統名あるいはチェック血統タイプ名をダブルクリックすると、本馬の5代血統表画面が開きます。
各コメント
各コメント欄をダブルクリックすると、そのコメントの入力・編集画面が開きます。ただし、チェック馬コメントは、チェック馬に登録された馬のみ入力が可能です。また、各前走コメントについては、この画面からの編集はできません。前走の成績画面等から編集して下さい。
マイニング /マイニング順位[マイ順]
確定成績取得後の出馬表、あるいは確定前の場合には速報データとしてマイニングが取得されている場合、マイニング値及びその順位の表示が可能です。過去のバージョンでは、外部指数としてマイニングを取り込んでいましたが、ここでは、設定等の必要なく直接マイニングのみを表示することができます。
外部指数[指数]/外部指数順[指順]
環境設定で外部指数が設定されていて、出馬表に表示するように設定されいる場合、外部指数が表示されます。外部指数は、[1]~[4]の4つまで指定することが可能です。なお、1頭も指数が無い場合には、これらの項目自体が表示されない場合もあります。
前走からの間隔 [間]
前走からの本走までの週数。半年以上の休み明けは赤色、3ヶ月~半年は緑色の背景色で表示されます。
キャリア
本馬がこれまでに出走したレース数。
生産地
生産地が南半球の場合には、背景色が水色で表示されます。
取引価格
競走馬市場取引価格のことで、セール等のセリで落札され、価格データがある場合に値段が表示されます。水色表示されている場合には、価格が2つ以上ある場合です。ダブルクリックすると各価格の市場名、時期、取引時年齢が表示されます。
主な兄弟馬
各馬の兄弟馬を収得賞金額の多い順に5頭表示します。牝馬は赤色で表示されます。また、黄色い背景色はオープン馬、水色は4勝以上している馬を意味しています。馬名の前の数字は勝ち数を意味しています。また、ダブルクリックすると、同馬の馬データ画面が開きます。
騎齢・調齢とは、レース時の騎手・調教師の年齢です。背景色が黄色で表示されている場合には、レースの日が誕生日及びその前後の日であることを意味しています。また、水色で表示されている場合には、誕生日が1週間以内にあることを意味しています。
[本年・前年][騎手・調教師][成績・順位]
騎手・調教師にそれぞれ、本年と前年、そして成績と順位の項目があり、合計で8つの項目があります。それぞれの最新のデータ及び前年のデータを表示します。順位はベスト10以内の場合には赤色で表示されます。順位・成績の集計対象については、環境設定の騎手・調教師の設定で、平地のみと平地+障害を選択できます。
【注意】これらの項目は、現在開いているレース当時の成績ではなく、ターゲット内の最新のデータによる数値ですのでご注意ください。ですので、過去の出馬表を開いても、最新の順位等が表示されてしまいますし、また、2000年のレースでも、現在が2008年であれば、2008年の成績及びその前年の2007年のデータが表示されるということですのでご注意ください。これらの項目については、レース当時の成績の再現については、基本的には困難です。
1走前,2走前,3走前,1-3走,1-5走,1-n走(過去走項目)
それぞれ、(A)~(J)の10種類あります。(A)~(J)の過去走項目を別の設定画面で設定しておけば、それを一括りにして配置することが出来ます。また、1-3,1-5,1-nは、それぞれの回数分、過去走をリピートできます。nについては、画面換ボタン横の▼内メニューで最大60走まで(A)~(J)ごとに指定できます。また、過去走項目については、同メニューや、項目設定ボタン横の▼内メニューから設定画面を呼び出すことも出来ます。現在表示されている画面に過去走項目が使われている場合には、項目設定ボタンを押したときに、利用されている過去走項目が表示されますので、そこでもレイアウトの変更は可能です。
画面分割線
この項目を設定すると、出馬表画面が、その個所から2つに分割されます。項目が多い場合には、それぞれのエリアごとにスクロールすることになりますので、例えば、画面左側にはスクロールさせたくない重要な項目を集めて、右側には他の項目を配置するというような使い方が可能です。また、基本的にはひとつのタブではひとつしか設定できません。複数設定した場合には、一番後方にあるものが有効になります。
◆右クリックメニュー
この項目を非表示にする
ユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)の場合、カーソルのある項目を一時的に非表示にします。戻す場合には、項目レイアウト設定で、同項目にチェックを入れてください。
この画面の項目レイアウトを設定する
ユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)の場合、項目選択画面を開き、その画面の項目のレイアウトを設定します。過去走については、項目設定ボタン横の▼内メニュー等から設定画面を呼び出すことが出来ます。
この画面の項目表示順を初期値に戻す
ユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)の場合、項目の内容を所定の初期値に戻します。初期値はタブごとに違います。ただし、過去走の内容は、ここでは戻りません。過去走の項目内容は、過去走の項目設定画面内で初期化できます。
この画面の項目レイアウトをユーザー設定にコピーする
現在表示中の画面の項目レイアウト(設定可能項目のみ)を、指定したユーザー設定タブ画面(★付きのタブ)にコピーします。ただし、一部コピーできない項目がある場合や、コピー自体ができないケースもあります。
件名、コメントをご入力いただき、『送信』ボタンをクリックしてください。
ご意見を送られない場合は、『閉じる』ボタンをクリックしてください。